2010-10-20

「愛2」についての覚書 このエントリーを含むはてなブックマーク 

覚書B

愛は世界に含まれるが、
「愛2」は世界を含む。
一個の人間にとって、世界が灰色になり、そのエロス性を失った時、現れる(かもしれない)、あるいは発動する(かもしれない)ものです。
イメージカラーは赤、ピンク、桃色、あるいはワインレッド。

※「愛2」は「あいツー」、と読みます

覚書A

恋愛と愛は違うでしょう。
愛と「愛2(あいツー)」も違う。

たとえばいま、ぱっと思いつくのは、
ファーストガンダムのアムロとララァ。
『罪と罰』のラスコーリニコフとソーニャ。
『編集王』の、明治とヤンキーの女の子。
そして『モテキ』の主人公男子(中学生時代)と、ヤンキーの女の子。
あとは、阿部和重『グランド・フィナーレ』の主人公と、名前忘れちゃったけど、気さくな女友達もそうかな。これについては、阿部が蓮實重彦との対談で、かなりはっきりと言明してます。

村上春樹『1Q84』に関しては、「愛2」と「愛」(あるいはそれ以上、でも愛2ではない)が混在している、というのが今のボキの観察。

覚書C

愛じゃなくても/恋じゃなくても/君をはなしはしない
(ブルーハーツ「リンダリンダ」)

キーワード:

Criticism / Movie / Thought / Animation / Novel / Comic / Music


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坪井野球

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坪井野球

“引用家。”


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