2010-10-16

この男がやっていることは映画を監督することと変わりない。何かを成長させ、さらに良いものにする。そのために他の人を傷つけなければならないのであればそうする。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

一昨日に完成披露試写で観た「ソーシャル・ネットワーク」は大傑作だった。今作に関して書いている時間が今はないので、また書こうと思うが、取り急ぎ作り手の言葉の抜粋。

・「ソーシャル・ネットワーク」の主人公がやっていることは映画を監督することと変わりない。何かを成長させ、さらに良いものにする。それがこの映画の主題でもある。そのために他の人を傷つけなければならないのであればそうする。それが責任というものだ(デヴィッド・フィンチャー「ソーシャル・ネットワーク」監督)

・脚本家として僕は、自分が書くキャラクターと同じように頭の回転が速くて賢い人間だとみんなに思われたい。でも実際の自分は違う。だから、人々がSNSのサイトに魅力を感じる理由は理解できる。皆、「書き込み」をクリックする前に、自分自身を書き直し、磨きあげたいんだ(アーロン・ソーキン「ソーシャル・ネットワーク」脚本家)

・ぼくは1980年に高校を卒業した(そして大学は行かないで映画の現場に行った)。それから3年間、週末にみんなで集まってはベータやVHSのビデオで映画を見ていた。映画を作っている者、これから映画を作りたいと思っている者たちが集まって、当時のテクノロジーの最先端の方法で映画を見ていた。「彼はこうすべきじゃなかった。こうすべきだった。ここで彼は間違った。この物語のここがまずい。この照明はこういう理由で最低だ。このアイデアは素晴らしいのに、こういう理由で台無しになった」って批評しながらね。若いときはみんな、そういうことを思うもんだ(笑)・・・・・(デヴィッド・フィンチャー「ソーシャル・ネットワーク」監督)

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わたなべりんたろう

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わたなべりんたろう

“「ショーン・オブ・ザ・デッド」の監督・主演コンビの傑作「Hot Fuzz」の公開署名運動をしています。 <Twitter> http://twitter.com/RintaroWatanabe ”