100歳のときに撮影したオリヴィエラの「ブロンド少女は過激に美しく」を今日(8/9)の試写で観る。フリッツ・ラングの大好きな「飾窓の女」も少し想起させたが、オリヴェイラならではの自由な作りで(特に編集!)、ラストの処理も印象的。
オリヴェイラは堅苦しく評論されることが多いが(オリヴェイラ自身が語る言葉にも惑わされるのかも)「ブロンド少女は過激に美しく」もそうだが、今作を観ても分かるが、基本的には自由度の高い屈託のない監督だと思う。撮影や編集の自由さに観ると元気が出るので好きだ。「ブロンド少女は過激に美しく」は64分なので、ゴダールの13分の短編でベルモンド主演の「シャルロットとジュール」(1960)を併映して公開される。