今年の日本映画はベスト10を選ぶのが大変だと聞いている。それは良い作品が絶対的に欠けているから(だから、こちらも依頼があったが受けなかった)。「ヴィヨンの妻」「ウルトラミラクルラブストーリー」「愛のむきだし」「ディア・ドクター」「サマーウォーズ」松江くんの「あんにょん由美香」、「ライブテープ」、鎮西監督や池島さんのピンク映画を加えたりした形になるのだろうが、日本映画ベスト10を選ぶ「映画芸術」、「キネマ旬報」、各映画賞などは重複する可能性がかなりある。酷い作品は枚挙にいとまがないので、ワースト10をやったほうがバラけそうな気がするほどだ。極論すると、もうベスト10を選ぶのは意味がないとも言える。これは音楽も同じかもしれない。
- TOP
- わたなべりんたろうの日記
- 詳細