2008-02-16

東京新聞、週刊新潮取材 このエントリーを含むはてなブックマーク 

土曜日にもかかわらず二つメイプルソープ裁判の件で取材を受ける。

勝訴は確定なのでさて19日の判決以後どう表現の自由は変わるのか。

◎美術館、ギャラリーなどで性器が写っているる写真などが展示可能になる。
◎写真集などの豪華本の出版で性器を露出したものが可能になる。
◎海外の写真集などが無修正で輸入できるようになる。
◎映画のプリントを輸入する際に、全編ポルノでなく通常の劇映画で性器が露出しているシーンがある映画作品も無修正で輸入可能になる。
◎以上での場合、単体の性器の露出は多分大丈夫だろうけど、絡み、さらに結合となるとさらに10年の歳月を必要とするかもしれない。

限定的にはこのようなことではないでしょうか。
大島渚監督の『愛のコリーダ』をノーカートで上映できる文化度を持つ国にならなければ、いつまでたっても表現の自由の分野では欧米に負けている。

なぜ、国家は猥褻を禁じるのかと弁護士に聞いたところ、かつては国民の勤労意欲を損ねる、最近は見たくない人の権利を守るという事だそうです。
僕の個人的考えは、表現の自由を手に入れられるなら、コンビニでの猥褻雑誌、特に隠し撮りもの販売禁止、電車内でのスポーツ新聞のエロページ閲覧禁止はあってもいいと思います。コンビニや電車内でのそういうものを見たくない人の権利を守るのには賛成です。
ただし、表現の自由、見たい人の権利は最大限に認めることが前提でです。

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浅井 隆

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