昨今、フレンチホラーがホラー界を席巻しているのは、ホラーファンであれば
ご存知かと思います。
ハイテンションやフロンティア等見ていて、疲れる、怖いというよりは気分が
悪くなる等のすごい内容で受け入れられているようです。
この辺の作品に関してはちょっとサイコ系に襲われて・・・っていうどうにも不条理にな展開で進んで行くのですが、このマーターズもてっきりこの辺の流れを汲んだ作品かなと思い
観てみると・・・かなり違っていました。
1.かなり痛いシーンが多かったのは確かですが、思ったほどこういうシーンを強調は
していなかった(まあ十分してるって言えばしてますが・・・)
2.単なる復讐劇なのかと思いきや、宗教観に基づいたストーリーラインで
ちょっと宗教等に関して考えさせられました。
と、言っても日本人の自分にはその辺が1度見ただけではちょっと理解できませんでしたが
(鑑賞後いろいろ調べたりしました)
といった様に今までのフレンチホラーとは若干趣を異にした新型ホラーであるように
感じられました。
ちょっと突っ込みどころもあるにはありますが全体的に上手く仕上がっていたと思います。
この映画のコピーにある「公開していいものなのか?」ってのがありますが
公開は決まっているんで、是非鑑賞して欲しいもんです。