まったく前知識なく観ました。
話のストーリーとしては犬と少女の心あたたまる話と言うディズニー定番の展開です。
主人公の犬ボルトはビジュアル的に非常に可愛らしく、かつ強いキャラとしての魅力的。
またボルトの冒険を支える猫のミトンズ、ハムスターのライノが脇役としてしっかりと描かれており(それぞれの性格が面白い)子供好きするようなキャラ設定になっています。
ただここで単なる子供向けのアニメであるかというと全く異なっています。
主人公の犬ボルトと少女ペニーの絆を様々なアクシデントや冒険を通じて深めて行くと
言った話で大人向けでも十分通じる感動作となっています。
またペニーのマネジャーが金儲けだけを考えているような大人世界ではいかにもなキャラクターも出てきたりと幅の広い展開です。
更には最近のアニメ技術の素晴らしさが上げられます。
背景など見ていると実写と間違うくらいの出来で(実際には実写をはめ込んで
るんでしょうが)、ボルトが生き生きと動き回り、本当に生きているかと
錯覚する位の単なるアニメとは違うできでした。
今回試写させていただいたのは2D版でしたが、3D版もあるようなので劇場で是非
こちらの方も試してみたいと思います。あのかわいいボルトが3Dで飛び出したり
したらそれは凄い迫力でしょう。
それにしても最近ハリウッド映画は犬ばやりですね。次から次へと犬主人公の作品が公開されますね。なんかあるんでしょうか?
最後にボルトの声、トラボルタ、実写では最近は悪役が多い彼ですが今回は
スーパードッグボルトを可愛く、そして力強く演じなかなか素晴らしかったです。