2009-07-14

私がバイトに落ちつづける理由 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 今度の選挙では、よっぽどのことがない限り自民党は負けるだろう。拉致被害者が全員帰ってくるとかよっぽどのことがない限り。
 さよなら自民党!
 でも自民党のなかには優秀な人は多いだろうから(自分にはよく分からないが)、ふたたび必要な時が来ないわけでもないだろう。
 その時は「もうアメリカの言いなりにはなりません」とか約束してからカムバックしてほしいものだ。「アメリカの要求に従い、核ミサイルの持ち込みを許可しました」とか「郵政民営化ではアメリカ側と細かく話し合いを持ちました、なぜなら民営化によって浮遊しうる資金をアメリカさんは欲しがっていたからです」って正直に告白してから。

 ムリをして旅行に行ったツケで、資金繰りがヤバいことになっている。毎日まいにち、ネットでバイト探しをしている。キーワードは『日払い 即決 即金 履歴書不要』。イチイチ履歴書なんて書いてらんねーもの、メンドーだし証明写真代もバカ高いし。日本人はそのような煩雑な単純作業・履歴書書き作業を几帳面にやらされることによって創造性を失っていくのだろう。
 なるほど、理にかなっている(使う側からすれば、ヨケーな知恵を持った人間なんて使いづらいだろう)。

 それはそれとして、私はキャバクラとか倉庫内作業とかマーケットリサーチとかスーパーの備品管理とかホテルのベッドメイクとかすでに十個以上のバイトに応募したが、一つも受からない。なぜだ!
 きのう応募した屋形船のバイトなど、「担当者がいま他の電話に出ておりまして・・すぐ折り返します」なんて言っておきながら全くレスなし。さっき問い合わせて「あのー、昨日折り返すって言われてそれで一日待っていたんですけど・・」と言ったら「すいません、もう募集締め切っちゃいました」だと! 「採用担当が断りの電話をそれぞれ入れたはずですが、漏れちゃったかもしれません」だと。まったく意味が分からない(くっ)。

 最近では「仕事が見つからなくてイライラしていた」、という理由で人をけがさせる事件が時おり報じられるが、そうやって犯行に及ぶ人の気持ちが良く分かってきた。
 応募しても断られ断られ続けているうちに社会から疎外されている気になり、社会が自分を嫌っている風に思い込み、ストレスとかイライラを募らせてついにそれがブチッとキて、各種犯行に及ぶのだろう。
 そういった心理を追体験している気になる。体験学習。結構なことだ!

 とかく昨今は犯罪者を人間扱いしないワイドショー報道が目立つが、彼らがどんなキモチで犯行に及んだのかを知る上で、いまの私の境遇というのは決してムダではないし、結構大事なことを経験していると思う。負け惜しみじゃない!

 裁判員制度で私に声がかかったら、やはりそのあたりの経験を踏まえた意見を出そうと思う。「イヤー、バイトなかなか見つからないのもキツイっすよ。社会ぜんたいに対して恨みみたいなキモチが出てきますね」と。「月末近くになるにつれて追い込まれてきますね。『ヤベー、家賃払えねえよ、カードの支払いできネェよ』って」。
 でも私は犯罪とかゼッタイしないが・・職務質問がウザイからと言って警察を殴ったりもしない、当たり前だが。警察をからかう人というのは「まぁ警察だしヘタなことはやってこないだろう」という甘えがどこかにあるのではないか? ヤクザ相手に同じことをするとしたらそれは大したものだと思うしホンモノ認定するが・・話がずれたが、私がバイトに落ちつづける理由って、ブログがネックになっているのでは、といま思った。

 私はここのブログで「処女に中出し」とか「ヒラリーはブルセラショップでパンツを売れ」「オレが兵士になったらいっぱい敵をぶっ殺します!」「JRの有料トイレの料金箱に火を」とかわりと自由に書いているが、バイト先の採用担当者にそれがなぜ知れていて、「こいつ大丈夫なんだろうか?」と落とす理由になっている、とか。・・こんな風に落とされ、落とされ続けているうちに闇世界へと足を踏み入れ、麻薬の運び屋とか金持ちの家に強盗とかしてしまうんだろうなぁ、在日外国人の一部は・・と感じている(まぁ日本人もだろうが)。切羽詰まって。さっぱり仕事が見つからなくて荒れてしまう移民の気持ちってこんな感じなのだろう、ドイツのトルコ人とかフランスのマグレブとか。深く、強く同情する。

 犯罪に カネに勝る理由なし

 自民党の中川秀直さんは、今後50年で日本に移民を1000万人呼び寄せようというプロジェクトの会長をやっているが、それだけの仕事を用意できるのだろうか? 仕事にありつけないからといって犯罪に走るのはもってのほかと言えば全くその通りだが、そう理想通りに行かないのが人間の心理の厄介なところだし、一方では感動や驚き、芸術の原動力でもある。

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菊田純一郎

ゲストブロガー

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