ブログ「だめ日記」から
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2009年明けまして、おめでとうございます。世の中の不況な感じがひしひしと感じられると、取り残された感が無くて何かほっとする。私の住む街では、クリスマスの浮かれた雰囲気は微塵もなく、ケーキ売りが全く出ていなかった。正月の朝日新聞の1面は「陰るハリウッド」だ。
一方、救いがほぼ感じられない「LOST」シーズン4を観たせいでこころが何となくふさぎもする。島を出てからのシーンが「フラッシュフォワード」といって随所に差し挟まれるが、ハーリーをはじめとしてジャックもケイトもサンもサイードもみんなつらい毎日を送っている。何がどうなってるのかまださっぱり分からないけど。
島では、ジャックとロックが決裂、の後はもうベンとチャールズの戦いにみんなが巻き込まれてしまっていて、本当にすべてがつらい。唯一デズモンドとペニーの愛には感動するけれど、デズモンドが逗留している「船」ではばたばた人が死んでいるし、愛の行方に必ずしもハッピーエンドが見えるわけではない。ベンの怪物ぶりが凄い。本当に恐ろしいドラマだ、「LOST」は。
■ 今年は太宰治生誕100年記念ということで、宣伝をしている「斜陽」が、大々的に1月1日の読売新聞に掲載された。佐藤江梨子さんの美しい写真も載って、とても良い記事になっています。「ヴィヨンの妻」と「パンドラの匣」も掲載。今年は本当に盛り上がりそうです。
■ 映画「斜陽」公式ブログ中
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