地方おっさんのたわ言でもある。
※以下ネタバレあります
はじめて「ブレードランナー」を見たのは、現JR広島駅ビルにあった名画座だ。
同時上映は「スタートレック劇場版第一作」。
ともに、シド・ミードのデザインが絡んだ映画である。
※スタートレックは予算オーバーで途中解雇されたと思うので、ホントは関係ないと思うけど、まだ絡んだことになっているのね。
ときは〝SFX(特撮)最盛期〟で、関連本を読みあさった……。
いうまでもなく「スターウォーズ」もあった。
それぞれの映画を語るとキリがないので。
先日公開の「ブレードランナー 2049」といきたい。
11月1日に「なんばパークスシネマ」で見たけど、スカスカでしたね。
おっさんしかいないとは……映画ニュースにもなってましたが、このペースだと、これから上映スクリーンサイズも音量も小さいとこになるので、気になる方は早めに劇場に!
そのなか、ファーストレビューとしては68点です。
はじめてみたときも「スタートレック劇場版第一作」のほうが面白かった。
もちろん「ブレードランナー」はその後、カルトになり、
その後のSF映画というかカルチャーの原点となったのはご存じの通り。
それもあり〝既視感〟がやはり強かった。
その後、30年間似たような物語やデザインを見てきたからだ。
攻殻とかPSYCHO-PASSもそう。
そのなか、日本語表示が多いのは逆に違和感(中国語でしょ! ましてラストの韓国語ホテルは?)。
今後日本が世界に影響力あるわけないじゃん。
リドリー監督は昔「タイ人、中国人、日本人がリードする」と言ってたけど、
いまの日本からはありえない。
それと、テーマが哲学的といっても、キホンは「生命尊重」である。
同じテーマなら、もっと泣ける映画をたくさん見てきた。
それもあり「ブレードランナー」は、原則SF刑事アクションだと昔から思っている。
「エイリアン・ネイション」と変わらない。
と思えば、同じようなものもたくさん見てきた。
TVシリーズ「トータル・リコール・ザ・シリーズ」(ビデオタイトルは「トータル・リコール ZERO」)なんて「ブレードランナー」第一作と、ノリはそのまんま。
ホント〝既視感〟多く、テクノロジーは数年後で、決して〝30年後〟でないのは残念。
劇場版第一作の「こんなのはじめて見た!」がほぼなかったのである。
……とダメ出しみたいだけど、批判したいわけでなく。
少なくとも勝手に期待して、勝手に絶望とかしないで欲しい続編ですね。
ツッコミどころ満載なのは間違いないけど、
これが、ひとつの答えだと思う。
映画的技術・演出・クリエイティブについては、
かなり頑張っていると思いますよ。
ただ「ブレードランナー」じゃない感はあるのは確か。
いや、好きな映画なんですよ。
しかし、ジョーがついついジャズビアン弾きそうでそれも気になった……。
※速攻なので、誤字脱字など修正いたします。