2017-03-26

クラナハと最初の人類 このエントリーを含むはてなブックマーク 

今回の題材、星新一氏が書いた「最後の地球人」は、旧約聖書をモチーフの1つにしています。 旧約聖書自体はあくまでユダヤ教やキリスト教の正典ですが、“聖書”という単語だけを取り出せば、それは色々な意味をになうことができます。

奈佐健臣『佇む朗読者日記』20170324
【Update】僕にとっての聖書 ▼
      https://roudokusha.blogspot.jp/p/blog-page_19.html

そして、“聖書”という文字は、素直にとても美しい、と思います。

今回リーフレットのアートワークに使用したのは、
ルーカス・クラナハ(父)の「アダムとエヴァ(1526)」。
同題材17作中の1つです。

ルーカス・クラナハ(父)とは、ドイツ宗教改革期に活躍した画家で、宗教画や肖像画を多く残しています。たいていの場合(父)と注釈が入るのは、親子同名の上息子も画家だから。
今年の1月まで、上野の国立西洋美術館で「クラーナハ展~500年後の誘惑~」と題し大々的な展覧会が催されていたので、ご存知の方も多いかと思います。

●クラーナハ展公式サイト http://www.tbs.co.jp/vienna2016/

どの絵も宗教画のわりに妙に官能的だったり、どことなくバランスに違和感があったり、ともすれば猟奇的にも見える怖い絵まで。観ていると、肩甲骨のあたりがもぞもぞ落ち着きがなくなってくる感覚。
恐れ多いことですが、それが饗宴ロウドクシャのニッチでディープな半地下感覚に、どうにも似つかわしい気がしています。

「クラーナハ展」現在は大阪の国立国際美術館で開催中です。関西の方、関西に行く予定のある方、機会があったらぜひクラナハの妖美に触れてみてください。(あ)

そしてそんなクラナハのアダムとエヴァに彩られたイベント、
饗宴ロウドクシャ4「最後の地球人」詳細はこちらです。
>>https://roudokusha.blogspot.jp/2017/03/494.html

お誘い併せのうえ、是非体感しにいらしてください!

チケットご予約>>http://saigonochikyu-jin.peatix.com/

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ロウドクシャ

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ロウドクシャ

“文学の四次元化を目指しています。”


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