ブログ「だめ日記」から
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最近観たのは、へんなのが出てくる映画ばかり。
■「ジーパーズ・クリーパーズ」(01/コッポラpresents)は、前半、姉弟が得体の知れないトラックにずーっと追いかけられて、後半はあるものを見てしまったために何かへんなばっさばっさしてるのに追いかけられる。酷評が多いけれど、何となく後々まで残る。
■ それからシュワンクマイエルの狂気度と社会派度が一気に増してて、ちょっと引いた「ルナシー」(05)。そっちいっちゃいますか。いいならいいですけど、もちろん。という感じで。
■観たい観たいと思っていて、やっと手にした「ランゴリアーズ」(95/スティーヴン・キング原作)は、「ファンタズム」ばりの丸いへんなのがいっぱい攻めてくる。飛行機であんな事態になったら…機長が乗客として乗り合わせてる確率なんてほぼ0％だよ。
■TVでやっていた「エイリアンvsヴァネッサ・パラディ」(04)。写真はチラシのキャッチ裏。おもしろい。写真のへんな速いのがびゅんびゅん攻めてきてた。この映画は…悪夢のようで良いです。
■ところでティム・バートンの「バットマン」(89)＆「バットマン リターンズ」(92)。ゴッサム・シティのこの暗さは胃にくる。バットマンはいつも沈うつな表情で、恋をしても眉間に皺。圧倒的に強いわけじゃないのに、意外に前面に出たがるところがひねくれている。ジャック・ニコルソンやペンギン男など、悪役の過剰なパフォーマンスも怖い。痛々しくて邪悪で、そんな人間に仕えてるやつらが何も考えずに人をガンガン殺していくので、へこむ。そうして、へんなアイテムとかへんなペンギンとかがたくさん出てきて、観終わった後の疲労感がハンパないです。
いつも画面をわらわらとしている群集もなんかいやだし、キャットウーマンなんか勝手に連続バック転みたいのしてすごい息あがってるのはまあいいのか。
