吉田孝行さんの日記
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2012
11月
20
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『美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう/足立正生』クロスレビュー:ある前衛映画監督の肖像
寒々としたある冬の東京での日々。フランス人監督フィリップ・グランドリューが足立正生と過ごした数日間を記録したドキュメンタリー映画である。 足立正生は、1960年代に『女学生ゲリラ』(1969)や『略称・連続射殺魔』(1969)など、性や革命を主題とした前衛的な映画の監督として活躍していたが、1974年にパレスチナに渡り日本赤軍に合流、国際指名手配される。その後、1997年にレバノンで逮捕抑留...
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