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  • 天見谷行人さんの日記


天見谷行人さんの日記

  • 2016

    7月

    26

  • マジカル・ガール

    2016年4月3日鑑賞 監督「Nippon」で映画を撮ってください まず、本作で驚かされるのは、ジャパニーズPOPカルチャーが、スペインにまで波及していることです。 白血病で余命いくばくもないアリシア(ルシア・ポシャン)は日本のアニメ「魔法少女ユキコ」に夢中です。 少女にとっては、アニメの世界と現実は結構リンクしていたりします。 自分も「ユキコ」のような、かわいいフリフリの衣装を...


  • 2016

    7月

    25

  • クリード チャンプを継ぐ男

    2016年1月26日鑑賞 もう「ロッキー映画」とは言わせないぜ! 「ロッキー・ザ・ファイナル」を観た時「シリーズ中の最高傑作ではないか!」と思ったのと同時に「これでロッキーシリーズも見納めだなぁ~」という一抹の寂しさを感じました。 しかし、その作品から8年、ロッキーシリーズは”まだ”終わった訳ではなかったのです。 我らが下町のヒーロー、ロッキー・バルボアは、その魂を引き継ぐ後継者を...


  • 2016

    7月

    24

  • ああ、山の流れのように

    疑惑のチャンピオン 2016年7月11日鑑賞 美しい山岳コース 下り勾配のS字コーナー。 「シュンッー」と、空気を切り裂くようにすり抜けてゆく、自転車ロードレーサー達の群れ。 それを背後から捉えるキャメラがいいなぁ~。 劇場の大きなスクリーンで、この景色を見るといいですよぉ~。 見事なコーナリング・テクニックを見せてゆくロードレーサーたち。 本当にこちらまで「ピレネー」や「アル...


  • 2015

    8月

    17

  • 映画レビュー「チャップリンからの贈りもの」

    2015年7月18日鑑賞 チャップリンさん、今の日本をどう思いますか? チャップリンの棺桶を盗んだ二人の男のお話であります。これ実話です。 物語の舞台はスイス。 刑務所から出てきたばかりのエディ。この男、ちょっと盗みぐせがあるんですね。出所した彼をひきとったのが親友のオスマン。 物語はこの二人を軸に進みます。 オスマンは、アルジェリアからスイスへ渡ってきた移民です。 奥さんは仕事...


  • 2015

    7月

    28

  • 映画レビュー「グローリー/明日への行進」

    映画レビュー「グローリー/明日への行進」 2015年6月28日 シネ・リーブル神戸にて鑑賞 「暴力装置」に服従はしない 「I Have a Dream!」の演説で有名なキング牧師のお話であります。 物語は、キング牧師がノーベル平和賞を受賞した直後から始まります。一人の牧師の活動として、また、一人の人間の人生において、最も輝ける山の頂上に達した、とばかり僕は思っていたんですが、この映画を...


  • 2015

    7月

    26

  • 映画レビュー「海街diary」

    2015年6月22日 イオンシネマ明石にて鑑賞 晴れ、時々、やっかいな、四姉妹 まるで小津映画を観ているんじゃないか? と錯覚するほど、タッチが似ていますね。人物と室内、その時空間をスライスし、まるでスライドショーのように並べます。カットとカットのツナギには「動くこと」「アクション」の連続性が、敢えてないように、注意深く編集されています。 このあたり、黒澤映画なら、一つのアクションを受け...


  • 2015

    7月

    02

  • ここらでちょっと自己紹介です

    みなさん、こんにちわ、アマミヤユキトでございます。 ここらでちょっと、自己紹介をさせていただきます。 1960年兵庫県生まれの現在55歳。二十代の頃、出版社専属ライターとして、チョロっと活動後、一念発起して住宅営業マンに転職。名古屋へ赴任。三度のリストラで、心身ともにボロボロになり、うつ病を発症。リタイアする。休養中に株トレーダーとしてデビュー。年間80%以上のリターンを残す。2008年1月、...


  • 2015

    6月

    22

  • 映画レビュー「あん」

    「あ」・「ん」への飛躍と解放 シネコンで、河瀬直美監督作品を観るというのはどんなものだろう。不思議な感覚である。商業映画の対極にあるアート系、芸術作品に限りなく近い作品を作ってきた人である。シネコンの座り心地のよいシートに座って、あたりを眺めてみる。結構、おっちゃん、おばちゃんが多かった。このひとたち、きっと、本作の女流監督さんが「カンヌ国際映画祭」の審査員を務めたこともある人だなんて、きっ...


  • 2015

    6月

    04

  • 映画レビュー「パレードへようこそ」

    2015年5月25日  シネリーブル神戸  http://www.ttcg.jp/cinelibre_kobe/ にて鑑賞 ゲイと一緒に闘えますか? 実を言うと、イメルダ・スタウントンが出演している、というだけで、観に行った作品です。この何の変哲もないおばさん(失礼)が主演した「ヴェラ・ドレイク」(監督マイク・リー)予告編  https://www.youtube.com/watch?v...


  • 2015

    5月

    16

  • 映画レビュー「セッション」

    2015年4月25日  神戸シネリーブルにて鑑賞  「107分前のあなた、107分後の人生」 あなたは本作を観る。観る前のあなた、観た後のあなた。もう、あなたは別人になっているかもしれない。 だって、107分前の自分は「セッション」という映画の持つインパクトを知らずに生きてきたからだ。 107分の上映時間ののち、あなたは戦慄と、感動と、狂気と、熱情のシャワーを全身に浴びて、映画館を後に...



天見谷行人

ゲストブロガー

天見谷行人

“映画館は映画と観客がつくる一期一会の「ライブ会場だ!!」”