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  • 天見谷行人さんの日記
  • 2016年08月

  • 1-7/7

天見谷行人さんの日記

  • 2016

    8月

    28

  • 僕はなぜ、映画を映画館で観るのか?

    「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を劇場で観たときのこと。 エンドロールが終わり、最後にもう一度マイケルが現れる。短く軽やかなステップを踏み、映画は終了。 そのときだった。 満席の会場のあちこちから拍手が起こった。 やがてその場に居合わせた僕を含め、全ての観客が拍手を送った。 目の前にマイケルはいない。 ただの白いスクリーンに向かって、僕たち観客は拍手を送ったのである。 ...


  • 2016

    8月

    25

  • あやしい彼女

    2016年4月1日鑑賞 オードリーか、多部ちゃんか、それが問題だ! さて、いま劇場にいらっしゃる、シニアの皆様。そこのあなたですよ、あなた。 もし”映画の魔法”を「あなた自身に掛けることができる」としたらどうされますか? 1つの思考実験ですね。 仮にですよ…… もし仮に、あなたが「多部未華子」のルックスと、その「はち切れんばかりの若さ」を手に入れられるとしたら……。 ”イ...


  • 2016

    8月

    24

  • モヒカン故郷に帰る

    2016年4月28日鑑賞 「あっちゃん、アンタもロックやらんね?!」 変な言い方かもしれないけど「バランスのとれた弾け方」をしている映画だなぁ~、と思いました。 よくあるパターンだけど、監督が勢い余って弾けちゃって、そのまま映画の流れが弾けっぱなしになることがあります。 本作の監督は沖田修一さん。 堺雅人さん主演の「南極料理人」を手がけた人。 僕は劇場で「南極料理人」を鑑賞しました...


  • 2016

    8月

    23

  • 追憶の森

    2015年5月9日鑑賞 生命と愛が蘇る「樹の海」 世界で最も有名な自殺ポイント。日本の「青木ヶ原樹海」 そこで自殺を試みた男、アーサーが、樹海で彷徨う日本人に出会い、不可思議な体験をする、という物語。 この作品、当然のことなんですが、登場人物は少ない。 アクションシーンなんかない。 アーサーを演じるマシュー・マコノヒー、渡辺謙さんの、ほぼ二人芝居。 これをどうやって、監督が観...


  • 2016

    8月

    08

  • スポットライト

    2015年5月1日鑑賞 真実は「この眼で見るまで」わからない 西欧諸国、特にアメリカ合衆国で「ゴッド」「神」の威光を背後に見せるものは、絶対的な権力を手にする。 何をやっても許されてしまう。 「すべては神の御意志だ」といえば「つじつま」があってしまう。 それは「正義」にも姿を変える。 国同士が「正義のために」「神のために」時には戦争で、人を殺すことさえ「神の祝福」が与えられる。...


  • 2016

    8月

    06

  • 殿、利息でござる!

    2016年6月1日鑑賞 無私という日本庶民史の「奇跡」 「殿、利息でござる!」とは、なんともキャッチーなタイトルである。それにつられて鑑賞すると、意外なほど内容はシリアスであり、さらには、これが江戸時代の庶民たちの実話である、ということに二重の驚きがある。 このお話の舞台は仙台藩の貧しい宿場町「吉岡宿」 領地を収める仙台藩(藩主は七代目、伊達重村)からは、藩の運送費などを吉岡宿が負...


  • 2016

    8月

    02

  • グランドフィナーレ

    2016年4月19日神戸シネ・リーブルにて鑑賞 人生に「シンプル・イズ・ベスト」はあるのか? 引退した名作曲家、指揮者のおはなしです。 音楽に関わる映画は大好きなので、見に行ってきました。 ラストシーンで演奏される「シンプルソング」とってもよかった。 それ以上に、心癒される保養地の風景。 美しい建築、緑の高原。 プールに映る夜の照明。 どれも、絵画のような美しさ。 この作...


  • 1-7/7

天見谷行人

ゲストブロガー

天見谷行人

“映画館は映画と観客がつくる一期一会の「ライブ会場だ!!」”