ひろさんの日記
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2012
8月
21
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アイコンとしての障害者~最強のふたり~
8/20 GAGAの試写会枠にて(朝日浜離宮小ホール)。 この映画で本当に訴えたいことってなんだろうか。 見ているときから違和感がぬぐえない。この違和感はなんなのか。 友人と話して気づいた。 ”障害者は、この社会において、健常者が善人ごっこをするためのアイコンだから” ”ゲイが、西欧文化圏において、権力者がリベラルで多文化共生なポーズをとるためのアイコンであるように” ノー...
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2012
4月
06
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【『誰も知らない基地のこと』クロスレビュー】:世界はそれでも変わりはしない、のか
ドキュメンタリーは客観的事実を伝えているわけではない。 案外、この単純なことを私たちは忘れがちだ。 「事実」は一つなんでしょ? ドキュメンタリーは「真実」を伝えるものじゃないの? そう、その問いかけは作品と対峙する私たちが無意識に”こたえ”を欲しているからだろう。 森達也(ドキュメンタリー映画作家)は著書『ドキュメンタリーは嘘をつく』(草思社)で語った。撮る側の主観である、と。中立とい...
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2011
12月
10
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【『瞳は静かに』クロスレビュー】:見てないようで見てる
子どもはいずれ大人になる。そして、大人は昔は子どもだった。 当たり前のことではあるけれども、案外私たちはそのことを思いのほかたやすく忘れてしまう。 子どもが純真無垢だ、なんてことはおそらく誰もが信じていないだろう。あの「恐るべき子どもたち」や「悪童日記」をひくまでもなく、自分を振り返ればわかることであるし、日々子どもと接している人ならば否定はできないだろう。良いとか悪いというわけではない...
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2011
11月
29
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愛だけを残せ~あしたのパスタはアルデンテ~
注意!! AGP(AGP online) ニュースレター103号連載記事 頼んでもないのに。vol.9 を少しアレンジしてます。 あらやだ、もう11月も半ば。そう、アタシはいつも通り締切直前にこれを書いているのでそんな期日なだけなんだけど。で、個人的にちょっといろいろとあって、映画化された「それでも花は咲いていく」(監督は原作者である前田健)がDVD化されてたからとりあげようか...
ロマンティックあげるよ~「三銃士・王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
10/18にGAGA☆の試写会@FS汐留に鑑賞。 日本ではなぜか人気の三銃士。1987年にはアニメ三銃士が、2009年には連続人形活劇 新・三銃士(脚本を三谷幸喜が手掛け、主題歌は平井堅「一人じゃない」(シングル「僕は君に恋をする」c/w収録曲)がNHK教育にて放映されるなど、耳にはよくするタイトルだったりする。 みんなでチカラを合わせて何かを成す、というのがしっくりくるから。なのか...
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2009
4月
12
- 1-6/6