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終了緊急特集!パレスチナ特集上映!

日本からほど遠い、国の戦乱と位置づけてメディア報道や新聞等による文字報道を垂れ流し聞くだけで良いのだろうか?パレスチナをより良く知る事が出来る作品を集めました。

  • 日程
    2009年01月31日 ~ 2009年02月13日

  • 時間
    10:30

  • 会場
    アップリンク・ファクトリー

日本時間で1/18(日)午前9時に停戦を行ったイスラエル。しかし、1948年から続くパレスチナの混乱が集結したのではない。
日本からほど遠い、国の戦乱と位置づけてメディア報道や新聞などによる文字報道を垂れ流し聞くだけで良いのだろうか?今回、『緊急特集』として、パレスチナをより良く知る事が出来る作品を5作品集めました。
一般市民がテロリズムと同居しざるを得ない状況をリアルに描き、アカデミー外国映画部門に飲みネーションされた『パラダイス・ナウ』、インティファーダから始まる混乱を一人の女性を18年追う事により女性の視点から、戦乱と家庭を見つめる『ガーダ/パレスチナの詩』、イスラエル人報道写真家ジブ・コーレンが冷静にシャッターで記録し続ける、パレスチナ、イスラエルを描く『1000の言葉よりも、報道写真家ジブ・コーレン』、報復、攻撃など死に至すべての行動を放棄して、不戦争的行動デモに走った、奇跡のビリン村の運動を日本人青年が自ら密着取材した『ビリン闘いの村』、パレスチナとイスラエルの子供たちの奇跡の交流と、その視点から見えてくる紛争を描く『プロミス』。是非ご来場くださいませ。

  日時:1/31(土)~2/13(金)10:30モーニングショー
  料金:一律 ¥1,000 【上映作品/日程】

  土・月・水:『パラダイス・ナウ』
  日:『ガーダ/パレスチナの詩』
  火:『1000の言葉よりも/報道写真家ジブ・コーレン』
  木:『プロミス』
  金:『ビリンー闘いの村』

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【上映作品情報】

■『パラダイス・ナウ』
(2005年/仏・独・蘭・パレスチナ/90分/35mm/カラー/シネスコ)
監督、脚本:ハニ・アブ・アサド
脚本:ベロ・ベイアー
撮影:アントン・ヘベール
プロデューサー:ヘンガメ・パナイ アミール・ハレル、ゲルハルド・マイクスナー、ローマン・ポール、アントン・ヘベール、ベロ・ベイアー
出演:カイス・ナシフ、アリ・スリマン、ルブナ・アザバル、 他

第78回アカデミー賞の授賞式前、ある作品をノミネートから外すよう署名運動が起きた。自爆攻撃のイスラエル人犠牲者の遺族が「映画は無実の市民を殺害する自爆テロを正当化しており、危険なプロパガンダだ」という内容の嘆願書を提出、記者会見を行った。それが、外国語映画部門にノミネートされた本作品、『パラダイス・ナウ』である。
映画は、パレスチナの二人の若者が自爆攻撃に向かう48時間の葛藤と友情を描いた物語で、世界各国の映画祭で上映され、論争を引き起こした。

▼公式HPはこちらから
http://www.uplink.co.jp/paradisenow/


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■『ガーダ/パレスチナの詩』(2005年/106分)
配給:バイオタイド+安岡フィルムズ
監督:古居みずえ
編集:安岡卓治

1988年7月、ひとりの女性ジャーナリストが戦火のパレスチナで取材をはじめた。古居みずえ・当時40歳。以降、古居はパレスチナをたった一人で取材し続けた。
1992年、当時23歳だった女性ガーダと出会い、記録し始める。
12年の時を経て、ガーダは35歳になり、古居が記録したテープは500時間を超えた。そこには、故郷を奪われたパレスチナ人の体験と暮らしが克明に描かれている。
イスラム教の影響で封建的な男性社会であるパレスチナでは、女性たちの声が聞え難い。取材開始から 18年の時を経て500時間の記録は106分の映画になった。『ガーダ/パレスチナの詩』それはパレスチナの人々の心の声であり、パレスチナの女性たちの生き様であり、古居の半生の記録でもある。

▼公式HPはこちらから
http://www.ghada.jp/


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■『1000の言葉よりも/報道写真家ジブ・コーレン』
(2006年/イスラエル/78分)
監督・音楽: ソロ・アビタル
プロデューサー: オリバー・バーベン

イスラエル人としてイスラエル・パレスチナ問題を撮影する報道写真家のジブ・コーレン。ヨルダン川西岸地区を精力的に撮影し、負傷したアラブ人イスラエル兵への長期取材によってイスラエル軍の知られざる事実を世界に発信するジブの撮影現場に同行。家族や友人の証言とともに、本人の口から報道写真家としての使命が語られる。

▼公式HPはこちらから
http://www.uplink.co.jp/1000words/


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■『プロミス』(アメリカ/104分/ビデオ/2001年)
監督・プロデューサー:ジャスティーン・シャピロ、B.Z.ゴールドバーグ
共同監督・編集:カルロス・ボラド

1997~2000年の3年間、監督の1人であるB.Z.ゴールドバーグの、パレスチナ自治区やエルサレム近郊への旅を追ったドキュメンタリー。各地で出会ったパレスチナ・イスラエル双方の子ども達は、それぞれ全く違う家庭環境、社会環境の中で暮らしている。ほんの20分と離れていないところに住んでいるのに、お互いのことを全く知らないのだ。監督の呼びかけで彼らは1日を一緒にすごすことになるのだが…。

▼公式HPはこちらから
http://www.uplink.co.jp/film/promises/top.html

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■『ビリン闘いの村ーパレスチナの非暴力抵抗ー』
監督・撮影・編集:佐藤レオ  製作:HAMSAFilms
2007年/日本/ビデオ/カラー/16:9/61分/ステレオ/英語、アラビア語、ヘブライ語、日本語字幕
協力:NPO VOICES /配給:HAMSAFilms

1948年より続くパレスチナの混迷。
相次ぐ戦闘で生命は絶たれ、大地は荒れる。
“やられたらやりかえせ”ではだめだ。
そう気づいた若者たちはパレスチナ暫定自治区・ヨルダン川西岸、ビリン村で非戦闘、すなわち非暴力の闘いを敢行する。
2004年春、ヨーロッパ各所を巡り、トルコ・シリア・レバノンを経て、聖地エルサレムに向かった長期旅行中の若者は、写真家、八木健次氏と出会う事で、イスラエル政府が建設した格差社会の象徴ともいえる分離フェンスを目の当たりにする。こちらでは高層マンションが次々と建設され、あちら側ではヤギを追うままの生活が余儀なくされているのだ。
何かしなければだめだ!
若者はデモ行進に参加し、催涙弾をあび、決意する。
帰国後彼は自らカメラを片手にビリン村へ向かった。2006年春の事である。
そして一つのドキュメンタリーが完成した。
これは、日本人の若者の記録した、“知られざる”パレスチナのレポートである。
世界で何がおこりかけているか、その一部を知る契機を、監督佐藤レオは私たちに改めて投げかけている。

▼公式HPはこちらから
http://hamsafilms.com/bilin/

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