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日程2012年01月14日
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時間18:00
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会場CAY(スパイラルB1F) 東京都港区南青山5-6-23
昨夏はFUJI ROCK FESTIVSAL に出演、秋には3枚目のアルバム『Voodoo Music』をリリースして、その王道にして斬新なブルース・サウンドで話題沸騰のブルーズ・ザ・ブッチャー(永井ホトケ隆×沼澤尚×中條卓× KOTEZ)。そして、「このバンドが日本にいるのが嬉しい!」と彼らに心酔した大ベテランシンガーのムッシュかまやつ。2009年にもコラボ・アルバム『ロッキン・ウィズ・ムッシュ』をリリースした両者は、その後もツアーやフェスティバルで活動を共にしてきた。
"ブルース" がすべてのロックンロール、ポピュラーミュージックのルーツであることは今ではよく知られている。ビートルズ、ストーンズからエリック・クラプトンはもちろん、1990年代以降の洋楽アーティストまでブルースの影響を受けていな者はいないが、一方で、ブルースそのものを本格的に追求し続けているグループはさほど多くない。
しかも両者は、日本ポップス史上貴重なパイオニアでもあり、バリバリの現役でもある。
1950年代終盤のロカビリーブーム、続くGSブームからニューミュージック、ロックの興隆~今日のJ-POPに至るすべての流れの中に実際に身を置いて歌い続けてきたムッシュかまやつ。一方、"ブルーズ・ザ・ブッチャー"を率いる永井隆も、1972年のウエストロード・ブルーズバンド結成以来、NY公演やB.B.King、Albert King、Robert Crayらとの共演などを重ね、メンバーだったギタリストの山岸潤士は現在、ニューオーリンズで活躍している。まさに日本のこの分野を切り開き、多くのフォロワーを生んできたのだ。
1986年の開店以来、数々の伝説を生んで来たCAYでの今回のライブはすべての世代、すべての音楽ファン必見、世界最大のルーツミュージックに触れる機会だ。また新たな伝説となるだろう。
◆イベント概要◆
時間: Open 18:00 Start 20:00 1st stage 20:00 2nd stage 21:00
※演奏時間は多少前後する可能性がありますので、予めご了承ください。
ミュージックチャージ:予約 ¥6,000 当日 ¥7,000
席種:自由席 【120名限定】
会場:CAY(スパイラルB1F)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23[地図を表示]
出演:濱瀬元彦E.L.F Ensemble 【濱瀬元彦(b) / 清水玲(b) / 岡部洋一(per) / 成澤功章(key)】
ゲスト:菊地成孔 (sax)
ご予約:≪電話予約≫ CAY TEL: 03-3498-5790
CAYは12月30日(金)から2012年1月4日(水)まで、お休みとなります。
この期間にいただくメール予約は2012年1月5日(木)にご予約を確認し、ご連絡いたしますので、
ご了承ください。
また、全館休館中は電話でのご予約・お問い合わせに対応できませんので、ご了承ください。
◆プロフィール◆
濱瀬元彦(b)
1952年~。慶応義塾大学中退。1976年よりアコースティックおよびエレクトリック・ベース奏者として土岐英史、鈴木 勲、益田幹夫、秋山一将、清水靖晃、ジョージ大塚らのジャズ・グループで活躍。多数の録音参加作品を残す。演奏家としてはフレットレス・ベースの新しいスタイルを確立した。1982年に実験的音楽ユニット「ラーゲル」を結成し、1985年まで音楽の新しいフォーマットを摸索し続けた。その後、ソロ活動を開始し、5つのソロアルバムを発表している。音楽理論の面でも「ベースライン・ブック」(1987)でベースラインに関する理論、「ブルー・ノートと調性」 (1992)で即興演奏、作曲のための全く新しい調性理論、「読譜と運指の本(理論編・実技編)」(1996)で読譜のメカニズムを解析し、弦楽器の読譜・運指に関する新しい理論を提出するなどの業績がある。
清水 玲(b)
大学在学中にプロとしての活動を開始する。その後、セッション・プレイヤーとしては川本真琴、松浦亜弥、藤本美貴、モーニング娘、TRFなどのレコーディングやコンサートに参加。バンドメンバーとしてはCoyote ,Gen Hosokawa Jazz Quintetなどでも活躍中。CM音楽、プレイ・ステーション「WWEスマックダウン」の作曲、FOXチャンネルの「X-files」Re-Mixほか、アレンジも多数てがけている。さらに、濱瀬元彦氏に師事するかたわら、氏の主催する StudioLungにおいて日本で唯一のスラッピングのカリキュラムである"スラッピング・スタイル・ベース科"のインストラクターをつとめている。ベース・マガジン誌2003年1月号からスラップ・セミナー「Brush your SLAP up!」を連載。2008年にはMotohiko Hamase The ELF Ensembleにメンバーとして参加。
岡部洋一(per)
"昭和37年1月12日生まれ、A型山羊座。
高校時代からパーカッションの演奏を始める。大学在学中にブラジル音楽と出会い、卒業前からプロとしての活動を開始。ブラジリアンレストランでしばらく演奏したのち、いきなりおニャン子クラブの全国ツアーに参加。その後アイドル歌手のバックを多数つとめる。それとともにさまざまなジャンルのアーティストと共演するようになる。ジャズ系、ロック系のコンサートやライブハウスへの出演が増え、また来日ブラジル人ミュージシャンとの共演も多い。もともと好きだったアバンギャルドな音楽を演奏する機会も多くなり、最近はどんどん深みにはまってゆく日々を過ごしている。現在、トランスロックバンドとしてコアなファンをもつ「ROVO」や、「ボンデージ・フルーツ」、また16人編成のロックバンド、「ザ・スリル」のメンバーでもある。"
成澤功章(key)
お仕事は、曲づくりやアレンジや演奏(キーボードとパーカション)です。
仕事上の主な作品は、
VIVID(森 英恵)プロモーションビデオ音楽('86年)
NHK教育テレビ「さわやか3組」テーマ音楽('86年)
テレビ朝日「ファッション・ニュース」テーマ音楽('86年)
映画「AKIRA」メイキングビデオ音楽('88年)
アルゴ・プロジェクト映画「喪の仕事」サウンドトラック('90年)
写真家 内藤忠行CD-Rom「ZEBRA」の為の音楽('96年)
ヤマハ・インストークプロジェクトの音楽「Death & Rebirth」('97年)
NHK教育テレビ 新「さわやか3組」テーマ音楽('99年)
2000年シドニーオリンピック・シンクロナイズドスイミング日本チーム(フリー・ルーティン)用音楽「火の鳥」などです。
ゲスト:菊地成孔(sax)
"音楽家/文筆家/音楽講師
ジャズメンとして活動/思想の軸足をジャズミュージックに置きながらも、ジャンル横断的な音楽/著述活動を旺盛に展開し、ラジオ/テレビ番組でのナヴィゲーター、選曲家、批評家、ファッションブランドとのコラボレーター、映画/テレビの音楽監督、プロデューサー、パーティーオーガナイザー等々としても評価が高い。「一個人にその全仕事をフォローするのは不可能」と言われる程の驚異的な多作家でありながら、総ての仕事に一貫する高い実験性と大衆性、独特のエロティシズムと異形のインテリジェンスによって性別、年齢、国籍を越えた高い支持を集めつづけている、現代の東京を代表するディレッタント。2011年、ジャズの名門レーベルimpulse!からDCPRG名義で「Alter War In Tokyo」を発表。主著はエッセ
イ集「スペインの宇宙食」(小学館)マイルス・デイヴィスの研究書「M/D~マイルス・デューイ・デイヴィス3世研究(河出新書/大谷能生と共著)」、レギュラーはTBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」など。"
お問い合わせ先・ご予約:CAY TEL: 03-3498-5790