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日程2011年05月29日
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時間18:00
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会場VACANT
今回で通算5回目となるFOUNDLANDでは、2組の海外アーティストを迎えます。flauから全編ソロピアノによる新作『Between the Lines』をリリースするベルギー出身のピアニスト/作曲家Jean-Philippe Collard-Neven。自身がこれまでに手がけた映画音楽を集めた『Incidental Music』、インプロヴィゼーションの新たな可能性を示した『Fleeting Music』の2作によって、国際的な評価を高めたベルギー音楽界の至宝がついに初来日を果たします。
もう一人の海外組には、 アルゼンチンより3年ぶりの来日となるエクスペリメンタル・ポップスの女王Florencia Ruiz。躍動感溢れる彼女の歌声とギター、斬新なアレンジメントは、もはやアルゼンチン音響派という枠を越え、唯一無二の表現者としての輝きに満ちています。
共演の日本勢に阿部海太郎、石橋英子という二人の個性派ピアニスト。それぞれに独自の活動と音楽表現を突き詰め、今最も強烈な存在感を放っている4組の競演をお楽しみに。
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http://www.flau.jp/events/foundland5.html
2011年5月29日 (日)
@VACANT(渋谷区神宮前3-20-13)
http://www.n0idea.com/
open 18:00 / start 18:30
adv:¥3,000 / ¥door:3,500 (ドリンク代別途)
LIVE:
Jean-Philippe Collard-Neven
Florencia Ruiz
阿部海太郎
石橋英子
PA: 福岡功訓 (Fly sound)
前売りチケットメール予約 event@flau.jp
イベント日程・お名前・連絡先・枚数を明記して上記のアドレスまでご送信ください。
[主催] flau,NO IDEA
[協力] Taguchi, Fly sound, サンミューズ
■Jean-Philippe Collard-Neven
35歳のベルギー人ピアニスト/作曲家。モンス王立音楽院教授。
クラシック、ジャズ、フレンチ・シャンソン、現代音楽など多岐に渡るフィールドでその非凡な才能を発揮、豊かな叙情性と卓越した音楽センスが、国内外で大きな注目を集めている。
初期にはJean-Paul DessyのMusiques Nouvellesのピアニストを務め、フランスのヴァイオリン奏者Vincent Royerとのデュオなどでも活動。1993年にDexiaコンクール第一位、2003年にはベルギー音楽の発展への貢献から作曲家連盟よりFUGA賞を受賞するなど目覚ましい活躍を見せている。ベルギーを代表する実験音楽レーベルsub rosaと伝統音楽をリリースするFuga Liberaという二つのレーベルに所属していることからも、彼の音楽性の幅広さが見て取れるだろう。
近作は晩年のChet Bakerの名パートナーjean-louis rassinfosseとのデュオ作品、また彼が手がけた様々な映画音楽のピースを集めたアルバム『Incidental Music』など。
5/18にはflauより新作ピアノソロアルバム『Between the Lines』をリリースする。
http://www.collardneven.com/
■Florencia Ruiz
1977年ブエノスアイレス生まれ。
アルベルト・ヒナステラ音楽学校でギターとバンドネオンと作曲を学び、卒業後は幼稚園の先生やギター教師をする傍ら、I.U.N.A(国立芸術大学)の作曲修士課程で研鑚を積む。
このようにアカデミックな素養を持ちつつも、その範疇に収まらない彼女の音楽は、2000年代に勃発した所謂“アルゼンチン音響派”以降の流れを汲みつつも、よりパーソナルで内省的な魅力を持ち、その美しさは現代アルゼンチン音楽シーンの中でも突出したものと言える。
今最も次の動向が期待されているブエノスアイレスの音楽家のひとりである。2008年初来日。
東京を中心に名古屋、京都でもライブを行い日本においても多くのファンを獲得した。
これまでのリリース作品は『centro』(2000年) 『cuerpo』(2003年) 『correr』(2005年) 『mayor』(2007年)の4枚のソロ作に加え、Ariel Minimalとの共演作『Este Impulso Superior』(2008年)、来日記念でリリースされた日本企画盤EP 『tiemblo』(2008年)、リミックスアルバム『fogon』(2006年)がある。
そして2011年待望の新作『Luz de la Noche』をリリース予定。
http://www.florenciaruiz.com.ar/
■阿部海太郎
1978年生まれ。作曲家。幼い頃よりピアノ、ヴァイオリン、太鼓など様々な楽器に親しみ、自作を演奏する。 東京藝術大学と同大学院、パリ第八大学第三課程にて音楽学を専攻。作曲は独学で、実験映画や舞台などへの音楽制作を行い学生生活を過ごす。
05年にパリ留学から帰国後、シアタープロダクツのファッションショーや、D-BROSの映像作品の音楽を制作。07年に1stアルバム『パリ・フィーユ・デュ・カルヴェール通り6番地』を、08年に2ndアルバム『SOUNDTRACK FOR D-BROS』を発表。
現在は演奏活動のほか、蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品、花王ソフィーナボーテのCF音楽など、舞台、映画、CFなどの音楽制作も手がけている。
http://www.umitaroabe.com/
■石橋英子
茂原市出身の音楽家。4歳の頃よりピアノを弾き始める。
大学時代より、ドラマーとして活動を開始し、PANICSMILEなどいくつかのバンドで活動。
数年前より友人に頼まれ映画音楽を制作したことをきっかけにソロとしての作品を作り始め、ピアノ演奏も再開する。
その後、2枚のソロアルバムをリリース。ピ アノをメインとしながらドラム、フルート、ヴィブラフォン等も演奏するマルチ・プレイヤー。
シンガー・ソングライターであり、セッション・プレイヤー、プ ロデューサーと、石橋英子の肩書きでジャンルやフィールドを越え、漂いながら活動中。
最近では七尾旅人、Phew、タテタカコ、長谷川健一の作品に参加。
http://www.eikoishibashi.net/