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日程2011年04月18日
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時間19:00
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会場AITルーム(代官山) 東京都渋谷区猿楽町30-8ツインビル代官山B-403
このたびの東北関東大震災により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の一刻も早い復興と、より多くの命が助かることを願うとともに、現在も
復旧の現場で作業を続けている人々に感謝します。AITとしてもできる限りの支援を
してまいりたいと思います。
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◇◇◇AIT ARTIST TALK #52「未知と流転」美術家、山本基を迎えて◇◇◇
◇ 日 時:4月18日(月)19:00-21:00
◇ 場 所:代官山AITルーム
東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403
■東急東横線 代官山駅より徒歩3分
■JR/営団日比谷線 恵比寿駅西口より徒歩8分
◇ 定 員:35人(予約制)
◇ 主 催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT]
◇ 協 力:ボイジャー株式会社
◇ 参加費:一般1,000円(税込)、学生・ベースメンバー=800円(税込)
ハウスメンバー/サポートメンバー=無料 *1ドリンク付き
本トークは、新たな表現の場や作品形態に挑戦するアーティストを支援する「ボイジャー/AITアーティストサポート・プログラム」の一環として開催されます。
皆さんは、塩の迷路が床一面に敷き詰められた作品を目にしたことはありませんか?本トークでは、その作品の制作者である美術家の山本基氏が、作品のコンセプトや制作方法、またこうした作品を作るにいたった経緯などについて語ります。
山本は、美術家としての活動の早い時期、90年代の後半から、塩を素材にしたインスタレーションに取り組んできました。以来、金沢21世紀美術館や東京都現代美術館、またケルンのサンクト・ペーター教会など、国内外の展覧会に多数参加しています。
山本の作品は 時に何トンもの塩のブロックを積み重ねて見上げるような構造物があり、また時には、網の目のように広がる迷路を床一面に塩で描くというものがあり、その場、その時、その土地で、さまざまな表情を見せます。
さらに、近年では、インスタレーションで使った塩を鑑賞者が持ち帰って海に戻すというプロジェクト「海に還る」を行っています。
人体の組成に無くてはならない塩。弔いの儀式で使われる塩。塩は、地球を循環し、私たちの生と深く関わり合う素材です。それを作品に転化してゆく行為、またそこから表れ出る形にはどのような思考が秘められているのでしょうか。
生と死に向き合いながら、制作を続ける山本基の話に耳を傾けてみませんか。
【山本基 プロフィール】
1966年広島県尾道市生まれ。工業高校卒業後、造船所に勤務。1995年金沢美術工芸大学絵画専攻卒業。2002年フィリップモリス・アートアワード PS1賞受賞、2003年ポロック・クラズナー財団奨学金。実妹の死を契機に、15年前から浄化や清めといったイメージを喚起させる塩を用いて制作している。現在、石川県金沢市在住。
【お申し込み方法】
office@a-i-t.net 宛てに、タイトルを「AIT ARTIST TALK #52参加希望」とし、お名前、メンバーの種別、ご連絡先を明記したお申込メールをお送り下さい。折り返し予約確認のメールを差し上げます。なお、収容人数に限りがあるため、予約をキャンセルされる場合は事前にご連絡をいただけますようお願い申し上げます。
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特定非営利活動法人アーツイニシアティヴ トウキョウ[AIT]
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403
電話: 03-5489-7277 FAX: 03-3780-0266
URL: http://www.a-i-t.net Email: office@a-i-t.net