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投稿者:yabooarat


9月

21

終了どこでもスクリーン第1回『十二人の写真家』

毎回、場所と作品を変えながら開かれる上映会、“どこでもスクリーン”第1回は、『十二人の写真家』をお送りします。

  • 日程
    2008年09月21日

  • 時間
    13:00

  • 会場
    吉祥寺 Art Center Ongoing


『十二人の写真家』は、戦後写真ブームのまっただなか、一線で活躍する写真家12人の撮影風景をとらえた、1955年制作のドキュメンタリー映画です。監督は当時28才の勅使河原宏(美術家/映画監督/草月流三代家元)、企画は亀倉雄策(グラフィックデザイナー)。

このフィルムでは、スナップの名手木村伊兵衛、リアリズム写真の土門拳をはじめ、女性写真の大家秋山庄太郎、文士の撮影で知られる林忠彦など、レジェンドたちの撮影風景を垣間見ることができます。ひとりひとりの仕事風景にのせ、被写体への思い、近頃撮影に行ったところ、ときには好きな食べものなど、写真家それぞれの思いが述べられます。

写真を撮りながら映画に撮られる彼らの姿は、「撮ること」の不思議さそのものをあらわしているのかもしれません。写真が好きなすべての人に。

公式サイト:http://www.assortment.jp/dokodemo/

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十二人の写真家
(1955年/49分/16mm→DVD)

監督:勅使河原宏(『砂の女』『利休』)
企画:亀倉雄策
製作:永井嘉一
撮影:御木本良
解説:吉田謙司
出演:木村伊兵衛/三木淳/大竹省二/秋山庄太郎/林忠彦/真継不二夫/早田雄二/濱谷浩/稲村隆正/渡辺義雄/田村茂/土門拳(登場順)

主催:どこでもスクリーン
配給:ポレポレ東中野
提供:アポロコミュニケーション

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日時・会場

2008年9月21日(日) 一日4回上映
13:00〜(上映後、姫野希美さんによるトークあり)
16:00〜
18:00〜(上映後、飯沢耕太郎さんによるトークあり)
21:00〜

吉祥寺 “Art Center Ongoing” 2F
席数:30席
アートセンター・オンゴーイング http://www.ongoing.jp/
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7
Tel/Fax:0422-26-8454

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入場料

1000円/前売800円
ともに別途ワンドリンクオーダーをお願いします。

前売はOngoing店頭まで。
お問い合わせ、ご予約はどこでもスクリーンまで。
dokodemo@assortment.jp
ご予約の際は、お名前をフルネームで/何時の回か/何名さまか、をお知らせください。
返信メールをお送りします。

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トークショー

13:00の回のゲスト 姫野希美さん(赤々舎代表)に決定!
18:00の回のゲスト 飯沢耕太郎さん(写真評論家)に決定!

上映後にトークショーを開催します。それぞれ約1時間ほどの予定です。
13:00の回のゲストは、今年の木村伊兵衛賞を受賞した『I am』『CANARY』2つの写真集の発行元である、赤々舎代表の姫野希美さんです。写真家と受け手をつなぐ編集者としての視点から、現在進行形のお話をおうかがいします!
18:00の回のゲストは、『戦後写真史ノート』『デジグラフィ』『写真を愉しむ』など多くの著書のある、日本を代表する写真評論家、飯沢耕太郎さんです。『十二人の写真家』をてがかりに、戦後日本の写真表現の展開について、お話ししていただきます! お楽しみに。

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関連本の販売

写真集、作家の評伝や自伝、評論など、この映画につながりのある本、写真に関連した本を販売! 飯沢耕太郎さんの新刊もあります。昔の写真家たちの作品集や評伝は、新刊書店では入手しづらくなっていますが、今回、吉祥寺の古書店「よみた屋」さん、下北沢の古書店「ほん吉」さんのご協力で、古書の販売が可能になりました。ぜひ手に取ってご覧ください。




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