-
日程2010年10月16日
-
時間19:00
-
会場スパイラルホール(スパイラル3F)
現代アルゼンチン音楽シーンの最重要アーティストと評され、ここ日本でもその高い音楽性が賞賛される孤高のコンポーザー / ピアニスト、カルロス・アギーレ(CARLOS AGUIRRE)の待望の初来日公演が決定。
アルゼンチンの音楽に連綿と地下水脈の如く流れ続ける、フォルクローレの滋味深い旋律、雄大な自然の情景を刻むかのような落ち着き払ったリズムに、ジャズやクラシック、ブラジル音楽のハーモニー、コンテンポラリーな響きを吹き込んだ、その唯一無二の美しい世界は、リスナーの心を豊かな潤いで満たすと共に、鮮烈なイメージを眼前にたちのぼらせます。
【開催概要】
日時:10月16日(土) Open 18:30 Start 19:00
料金:前売 ¥6,000/当日 ¥6,500 ※ドリンク別 自由席
会場:スパイラルホール(スパイラル3F)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F
チケット取扱:ローソンチケット 《Lコード : 79921》
SPIRAL RECORDS (店頭販売のみ)
主催:株式会社ワコールアートセンター
制作:SPIRAL RECORDS
協力:インパートメント
お問合せ:SPIRAL : 03-3498-1171 (代表)
【カルロス・アギーレ】
1965年、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから遠く離れたエントレリオス州のセギーという小さな村に生まれ、少年期よりフォルクローレなど自らの郷土の音楽に深く親しみながらも、キース・ジャレットやパット・メセニーなどのジャズ・ミュージシャンにも影響を受け、80年代後半より音楽活動を始める。
20代後半からセッション・ピアニストとして頭角を現した後、2000年代に入り、自身のグループでの活動を開始。
伝統的なフォルクローレの切ないメロディー、悠然としたリズムを継承しながらも、ジャズやクラシック、ブラジル音楽の要素を織り交ぜ、洗練されたハーモニーとコンテンポラリーな魅力をたたえた、美しい音世界は唯一無二である。
これまでに自身が主宰するレーベル「シャグラダ・メドラ」よりカルロス・アギーレ・グルーポ名義で3枚、ソロ名義でピアノ作品を1枚リリースし、どれもが名作として大きな評価を得ている。特にグルーポ名義での作品は、全てに1つ1つ手描きの水彩画を封入するなど強い美意識とこだわりを感じさせ、もはや音楽を超えたアート作品の域に達している。
現在は自然豊かなパラナを拠点に、都会の喧噪とコマーシャリズムから遠く離れ、河のほとりで創作活動を続ける傍ら、南米を中心に精力的に演奏活動を行っている。リリアナ・エレーロやシルビア・イリオンドなど数多くのアーティストの作品に客演し、アカ・セカ・トリオなど彼の作品をカヴァーするアーティストも後を絶たない。それはひとえに、カルロス・アギーレの、音楽へ向かう真摯な姿勢とその才能が尊敬され、信頼されていることの証左といえる。
www.carlosaguirre.com.ar