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10月

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終了長島有里枝×寄藤文平トークショー「写真集『SWISS』が生まれるまで」

新作『SWISS』の刊行を記念し、長島有里枝と、ックデザインを手掛けた寄藤文平が語る。

  • 日程
    2010年10月16日

  • 時間
    13:00

  • 会場
    青山ブックセンター本店

長島有里枝の久々の写真集として大きな話題を呼んでいる『SWISS』。
その造本を巡って、長島有里枝と、ブックデザインを手掛けた寄藤文平が語ります。
手作業を多く用い、表紙のカラーバリエーションが20種類もある『SWISS』がどのように生まれたのか…必聴です。

日時:2010年10月16日(土)13:00~15:00(開場12:30~)+サイン会
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名様
入場料:税込700円

▼詳細・お申し込み
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201010/swiss_mswiss1016.html
お問い合わせ:青山ブックセンター本店 03-5485-5511

<プロフィール>
長島有里枝
1973年生まれ。写真家。
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。
California Institute of the ArtsファインアートMFA修了。
1993年にアーバナート#2展でパルコ賞を受賞し、デビュー。
2001年『pastime paradise』で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。
2010年『背中の記憶』で第26回講談社エッセイ賞受賞。
主な写真集に『YURIE NAGASHIMA』『empty white room』『家族』『not six』など。

寄藤文平
1973年長野県生まれ。
1998年ヨリフジデザイン事務所、2000年有限会社文平銀座設立。
近年は広告アートディレクションとブックデザインを中心に活動。
イラストレーターとして挿画の連載や、著作も行う。

<書籍紹介>
『SWISS』
長島有里枝、待望の写真集!
「どれほど壮大な夢想をしていようとも、人が思考するときに目に映るのは、自分の寝室のように慣れ親しんだ、些細な風景である」(個展「SWISS+」に寄せたアーティスト・ステートメント)
2007年にスイス エスタバイエ・ル・ラックにあったVillage Nomadeのレジデンシープログラムに参加した際に撮影した写真と日記によって構成。
これらの写真は、長島の亡くなった祖父の家から見つかった、25年ほど前に祖母が撮影し、箱に大切にしまっておいた花の写真にインスパイアされたもので、Village Nomadeの敷地内の草花や、部屋の光景、伴っていた息子などが写されている。デビュー以来常に「家族」というテーマのもとに写真を撮影してきた長島が、今は亡き祖母とお互いの花の写真を通して向き合い、遠いひとに思いを馳せ、近いはずのひとと心を見つめ合った時間が凝縮された美しい一冊。
「部屋に戻り
ここにくるまですごくじかんがかかったよね
と息子が言う
この旅の道程のことをはなしているのに
わたしたちの心のことを言っているようにも聞こえる」
(3rd WEEK DAY6 2007.08.11より)
スイスの澄んだ空気の中で生まれた写真と言葉をそのまま束ねたスクラップブックのように、写真ページ、テキストページ、クラフトペーパーがランダムに綴じられ、 航空券のしおりやメモ書きも挟み込まれる。そして、手にとるひと、それぞれの思いとリンクするように、表紙は20色もの布で覆われた。 「SWISS」は、アーティスト長島有里枝の核心を静謐にひらく、新しい一冊である。

キーワード:

長島有里枝 / 寄藤文平


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