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10月

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終了高知県立美術館「はじめての聲明講座」

寺院で僧侶が唱える仏教声楽「聲明(しょうみょう)」について学ぶ入門講座を、11/3開催の本公演に先駆けて開催します。

  • 日程
    2021年10月24日

  • 時間
    15:00

  • 会場
    高知県立美術館ホール

◆関連講座「はじめての聲明講座」

日本の仏教寺院で僧侶が唱える声楽を「聲明」(しょうみょう)と言います。752年の東大寺大仏開眼供養で唱えられたのが最初です。平曲、謡曲、民謡、浄瑠璃、長唄などの声楽に大きな影響を与え、日本の語り物音楽の源流とも呼ばれています。

この度11月3日に開催する聲明コンサート「祈りの聲」に先駆けて、声明の会・千年の聲の僧侶と作曲家をゲストに迎え、聲明の歴史や魅力、天台聲明と真言聲明の宗派による違いの聴き比べなどをお伝えする、わかりやすい入門講座を行います。公演をご覧いただく前の基礎知識としても、講座だけでもお楽しみいただけます。

日時:2021年10月24日(日) 15:00(約90分)
会場:高知県立美術館ホール
料金:無料(事前申込制)

講師:新井弘順(真言聲明・宝玉院住職)
   末廣正栄(天台聲明・金嶺寺住職)
   戸部憲海(真言聲明・泉蔵寺住職)
   宮内康乃(作曲家)

申込方法:9月17日(金)10:00より受付開始

申込・お問い合わせ:高知県立美術館 Tel 088-866-8000(9:00~17:00)

◆詳細は当館HPよりご覧ください◆
https://moak.jp/event/performing_arts/post_446.html

◆聲明コンサート
声明の会・千年の聲「祈りの聲」

四国遍路の地、高知に響く、癒しの仏教音楽

日時:2021(令和3)年11月3日(水・祝) 18:00開演[17:30開場/上演時間約100分]
※17:45より演出家・田村博巳と作曲家・宮内康乃によるプレトークを行います。

会場:高知県立美術館 ホール

料金(全席自由・税込):
一般:前売2,500円(当日3,000円)
学生:前売1,000円(当日1,500円) ※小学生から大学生

※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引

【出演】声明の会・千年の聲[七聲会(天台聲明)、迦陵頻伽聲明研究会(真言聲明)]
【作曲】宮内康乃《海霧讃歎》《海霧廻向》
【構成・演出】田村博巳

大仏開眼供養会でも上演された古典の「四箇法要」と、作曲家・宮内康乃が千年の聲のために作曲した新作聲明曲「海霧讃歎(うみぎりさんだん)」「海霧廻向(うみぎりえこう)」を上演します。「海霧讃歎」は、東日本大震災の津波で亡くなられた佐藤淳子さんが生前詠んだ短歌をもとに2012年に作曲され、被災地を含む日本各地で再演を繰り返してきた名作です。「海霧讃歎」の対となる今年初演されたばかりの新作「海霧廻向」とともに、鎮魂の祈りと生命への賛歌を僧侶達の美しい倍音(ばいおん)に乗せてお届けします。

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