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日程2020年10月24日 ~ 2020年11月15日
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時間14:00
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会場路地と人
鶴崎正良 新作展
会期 10月24日(土)〜11月15日(日)(土・日・祝日のみ開場/入場無料)
時間 14時〜20時
会場 路地と人
〒101-0061
東京都千代田区神田三崎町2-15-9 木暮ビル2階
https://rojitohito.exblog.jp
中学三年の春、八女工業高校の合格者が講堂の入り口に掲示され、その中に私の名前を見つけた若い美術の先生が「どうして工業高校に行くの。」「父の命令です。」「あなたの絵がもったいないじゃないの。」と云われたことを私は忘れもしない。そののち非常な困難と紆余曲折をへて私は県立高校の美術教諭となった。
五十年近く絵を描いてきたが、絵は習うものでなく地塗りや油の研究など自ら発見してゆくもので、グリザイユ画を独学で描いたのは良かった。このごろ両足が痛みリハビリをしていて個展の会場へは来れません。新作の阿蘇の絵、鄙びた家の絵などをご高覧ください。
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鶴崎正良
1950年福岡県柳川市三橋町生まれ。佐賀大学教育学部特設美術科卒業。生家にアトリエを構え、高校の美術教師をする傍ら、油絵を描き続ける。主な受賞に1981年、西日本美術展優秀賞受賞。1997年、谷尾美術館大賞受賞。現在無所属。「しおかわ民」として詩や小説の制作もおこなう。現在70歳。ここ一年の間で描いた風景画を、今度、路地と人で展示する。