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日程2020年03月09日 ~ 2020年04月09日
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時間18:00
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会場神田淡路町1-7-11 東洋ビル
発想を変える、私たちが変わる、世界を変える
PARC自由学校は、世界と社会を知り、新たな価値観や活動を生み出すオルタナティブな学びの場です。1982年に開講して以降、アジア、アフリカ、中南米など世界の人びとの暮らしや社会運動を知るクラス、世界経済の実態や開発を考えるクラス、環境や暮らしのあり方を考えるクラスなど、毎年約30講座を開講しています。
私たちが生きている世界のこと、そしてその世界とつながっている日本社会のことを知りたい。より豊かな暮らし方や生き方のヒントが欲しい。自分らしさを表現するための技術を身につけたい。そんな人たちが出会い、学びあうのが自由学校です。
新しい視点や新しい知識に出会うと、発想が変わります。すると、これまで思っていたのとは違う世界や社会が見えてくるかもしれません。そして、今のようではない社会はどんな社会なのか、どうしたら実現できるのかを考えたくなったり、もしかしたら動き出したくなるかもしれません。自由学校はそのきっかけとなる場でありたいと考えています。
「日常生活では見えない自分に出会い発見する時間であり、他者と出会う時間。… いつの間にか笑顔になってしまうそんな時間です。」
学ぶことは理論武装することを必ずしも意味しません。それは自分自身を知るためのきっかけであったり、知らないことによる不安を乗り越えることだったりします。私たちは人と人が出会い、学び合うことで人が真に自由になれることを目指しています。
「受講生や先生方との素敵な出会いにも感謝です。講座が終了後も繋がって行ける仲間が出来るのは、自由学校の魅力ですね。」
PARC自由学校には毎年250名以上の受講生と約100名の講師が集まります。学ぶだけでなく、世界が広がることも自由学校の魅力の一つです。
「新聞報道などを通じて知ることとは別の角度から相模原障害者殺傷事件を見つめ直すことができて良かったです。毎回一人一言意見を言えるのも良かったです。」
津久井やまゆり園での殺傷事件をはじめとして、社会で報道されていること、話題になっていることを、マスメディアとはまた別の角度から考えるとどのように見えるでしょうか?PARC自由学校では意見の多様性・オルタナティブを示すことを大事にしており、受講生の皆さん一人ひとりもその多様性の一部です。
「すごい方たちばかり。たったこれだけの人数のために…。」
自由学校の講師には、通常100名以上の講演会でなければなかなかお会いできない講師も少なくありません。それに対してPARC自由学校では1講座の平均受講者数は15名。講師の話を近くでしっかり聞くことができ、自分の意見・質問も直接できます。
講座一覧
世界の学校
世界各地の人びとの文化や営みに触れると、視野が広がります。新しい思想や挑戦に出会うと、勇気が湧いてきます。そうして「もうひとつの世界」を知ることで、今までとは違う価値観が芽生えてくることでしょう。国境を越えた学びの世界へようこそ!
01. 2020年 持続可能な未来への分岐点
グローバル・クライシスと日本の選択
02. 地域主義(ミュニシパリズム)という希望
―公共を再生する世界の都市に学ぶ
03. 平和のための日韓市民連帯
―1700万人の「キャンドル革命」に学ぶ
社会の学校
マスコミが伝えるニュースでは決して知りえない出来事をジャーナリスト・研究者・NGOのスタッフなどの生の声から学ぶことができます。現代社会では何が起きているのか? 当事者として学び、どのようにしたらより良い社会が実現できるのか、講義を聴きながら他の受講生と一緒に考えましょう。
04.「表現の不自由展中止事件」の本質とは何か―検閲・差別・管理への抵抗をめざして
05. いま何が問われているのか―関東大震災朝鮮人虐殺
06. 森口豁・沖縄を見つめた写真の世界
07.「あら、こんなところにナショナリズム!?」<日本的なるもの>の研究
環境と暮らしの学校
私たちの暮らしと切っても切れない環境問題。暮らしをとりまく環境で今何がおきているのかを知り、そして私たちの望む暮らし方を模索してみましょう。
08. 橋本淳司と歩く わくわく水の旅
―自治・防災・未来の〈まち〉をデザインしよう
09. ごみ箱の向こう側を見に行こう!現場で学ぶプラスチックごみ
10. コミュニティ・デザイン・ワークショップ
─関係の豊かさを描く、創る、表現する!
11. 畑で実践!!<たね>からはじまる無肥料自然栽培
表現の学校
頭と体を解き放ったら、心もきっと柔らかくなるはず。楽器を弾いたり、キャンバスに感じたことを描いてみたり、体を動かしてみたり。あなたらしい表現の方法を見つけてください。
12. ビオダンサ ―Diversity: 豊かさのなかへ
13. 表現することは生きること
ことばの学校
語学力を身につけると、世界で今起きている出来事に対する情報感度が高まります。違う社会のものの見方を知ることで、日本社会の別の側面も見えるようになるかもしれません。ジャーナリストやNGOスタッフがセレクトした教材で、ことばを学んでみましょう。
14. ケイトの”What's Happening In The World!?”
15. 武藤一羊の英文精読
16. 世界のニュースから国際情勢を読み解こう