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投稿者:IF


12月

06

終了革命/芸術:ロシア・アヴァンギャルドの冒険  講師:村山匡一郎  上映:カメラを持った男

IF映像研究所のワークショップ専任講師を中心とした映像作家や映像研究者による講演、上映を中心としたエデュケーション・プログラム。

  • 日程
    2009年12月06日

  • 時間
    15:00

  • 会場
    渋谷区渋谷2-10-2 イメージフォーラム3F

ロシア・アヴァンギャルドの冒険

20世紀初めのヨーロッパではアヴァンギャルド(前衛)芸術の潮流が起こり、1910年代から20年代にかけて花開いた。第二次大戦に向かう前の良き時代。このヨーロッパの動きに呼応してロシアでも若きアーティストたちが新たな動きを見せた。フレーブニコフ、マヤコフスキー、マレーヴィチ、タトリン、メイエルホリドらが詩や文学、絵画や彫刻、あるいは演劇などで活躍。だが、幸か不幸か、1917年にロシア革命が勃発し、ロシア・アヴァンギャルドはヨーロッパのそれとはまったく異なる状況に投げ込まれた。革命と芸術。映画も例外ではなかった。撮影所で働くレフ・クレショフ、アヴァンギャルドの影響を受けたエイゼンシュテインやジガ・ヴェルトフたちは、映画を最重要のメディアとする革命政府の下、それぞれの考えから新しいソヴィエト・ロシア映画に挑戦していく。(村山匡一郎)

受付:当日1000円 

<進行>
3:00~4:30 講義開始
4:30~4:40 休憩
4:40~5:50 上映「カメラを持った男」
5:50~ 6:00 質疑応答

カメラを持った男●1929
監督ジガ・ヴェルトフの映画理論「映画/眼」の集大成ともいえる実験的ドキュメンタリー。特殊撮影や合成を駆使しながら、都市、身体、機械、映画が作品の中でスピーディーに関係しあう。独特の高揚感が"伝説の映画"たる所以か。

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