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音楽

投稿者:近藤等則info


12月

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終了入場無料! 12月14日(日)専修大学哲学科公開講座 近藤等則(Tp)・立花秀輝(A.Sax)・後藤 篤(Tb)「フリーな即興の過去・現在・未来」演奏と討論の会

専修大学文学部哲学科による公開講座。「哲学とパフォーミング・アート」を熱く語る! 聴けばわかる、即興の雄たちによる無料ライブ併催!

  • 日程
    2014年12月14日

  • 時間
    14:00

  • 会場
    専修大学専修大学生田キャンパス9号館(120年記念館)

専修大学では、一般の方に開かれた公開講座・講演会・シンポジウムを積極的に行っています。その一環として、文学部哲学科により「哲学とパフォーミング・アート」の講座が開催されます。
討論の会そして近藤等則(Electric trumpet)、立花秀輝(Alt sax)さん、後藤 篤(Trombone)さんとのセッションを行います! 自由に発言や質問をしていただけますが、興味のある方なら聞いているだけでもだいじょうぶ! 専修大学の開放的なアトリウム空間で、なんと無料の催しです! 多くの方のご参加をお待ちしています!

-フリージャズからフリーインプロヴィゼイションへ-
専修大学文学部哲学科

フリーな即興演奏は、フリージャズという形で1950 年代に始まり、60 年代に爆発的展開をみせた。その後、60 年代ほどの勢いはなくなったものの、ヨーロッパを中心に世界各地に拡散し、現在も脈々と創造・演奏が行われ、他のジャンルとの融合も進んでいる。この間、フリーな即興は確実に変貌し、フリーインプロヴィゼイションとして音楽世界に大きな影響を及ぼしてきた。しかしその影響や浸透度合いの大きさほどに、この分野がメジャーになることはなかった。それは、ジョージ・ルイスが言うように、エスタブリシュメントによる隠蔽があったかどうかはともかく、そういう演奏を語る「ことば」がなかったという面もあるのではないか。フリージャズにしろ、その後の即興系の音楽にしろ、少数の例外を除いて、ジャズクリティクは語るべきことばをもたなかったし、いまもそれは基本的に変わらない。それは、音楽を語るためのことば、あるいは音楽について考えるための思考の装置が、フリーな即興には対応できないようなことばや装置であるためだったのではないか。だとすれば、それらを新たに作り直す必要があるはずだ。そうした試みの第一歩を、近藤等則氏の演奏から始めるというのは、とても適切で、とても刺激的なことではないだろうか。

イベント名:専修大学哲学科公開講座
「哲学とパフォーミング・アート」第1回「フリーな即興の過去・現在・未来」
ライブと討論の会

出演:

近藤等則(Electric trumpet)
立花秀輝(Alt sax)
後藤 篤(Trombone)

日時:12月14日(日曜日)14時から

場所:専修大学
生田キャンパス9号館(120年記念館)5Fアトリウム
神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
入場無料

アクセス:
小田急線向ヶ丘遊園駅よりバスで10分
東急田園都市線あざみ野駅よりバスで35分
専修大学120年記念館前下車 徒歩3分
詳細は専修大学ホームページをご覧ください。
生田キャンパスへのアクセス
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access.html#ikuta

近藤等則(Electric trumpet)
1948年愛媛県今治市生まれ。世界を舞台にグローバルな活動を続けるエレクトリック・トランペッター。80年代に結成したIMAバンドで一世を風靡する。93年、アムステルダムへ拠点を移し「地球を吹く」プロジェクトに取り組む。ヨーロッパやアメリカでも高い評価を獲得し、参加したライブやレコーディングは膨大。山木秀雄[dr]、酒井泰三[g]、Reck[b]、富樫春生[key]、ビル・ラズウェル[b]、ジョン・ゾーン[sax]、デレク・ベイリー[g]、ハービー・ハンコック[key]、ぺーター・ブロッツマン[sax]、DJ-KRUSH、栄芝[小唄]等。
http://www.toshinorikondo.com/

立花秀輝(Alt sax)
1971年東京生まれ。大学卒業後、武蔵野音楽学院(現廃校)にて仲間とのセッションで現在のスタイルの基礎を築く。93年渡米。97年、帰国し本格的な活動に入る。
2000年、自己バンドであるAAS(元・立花秀輝カルテット)が横浜ジャス・プロムナードにて4賞同時受賞。
その後、板橋文夫ジャズ・オーケストラ、福村博グループを経て,2002年に渋さ知らズ・オーケストラでの演奏を開始。
現在は自己のバンドAAS(アァス)の他、不破大輔デュオ、立花秀輝カルテット(板橋文夫、池田芳夫、小山彰太)、林栄一ツイン・アルト・セッション等。
http://banaltosax.blog.fc2.com/

後藤篤(Trombone)
1974年 東京都出身
3歳からピアノ、12歳からトロンボーンをはじめる。
『yellow card orchestra』、本田竹広(pf)『the PURE』、『金井英人(wb)unit』等へ参加し、プロ活動をはじめる。
現在、自身主宰の『後藤篤4』(w/石田幹雄 pf 岩見継吾 wb 服部正嗣 dr)、『MoonS』(後藤 tb 本田祥康 gt 福島紀明 dr)での活動とともに、『林栄一(as) GATOS Meeting』、『MAD-KAB-ag-at』、『安カ川大樹(wb)6』、『D-musica Large Ensenble』、『板橋文夫(pf)orch』、『tribal chant』、『sambabwe』等のバンドに参加。
http://www.bloc.jp/goto510/

タイトル画像:アテナイの学堂/Raffaello Santi
アメリカ合衆国など、著作権の保護期間が著作者の没後100年以下の国において、パブリックドメインの状態にあります。

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