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日程2013年11月12日
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時間19:00
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会場青山ブックセンター・大教室
毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ』刊行記念
上野千鶴子 × 信田さよ子 × 北原みのり トークイベント
結婚詐欺をはたらき、3人の男を殺害したとして2012年に死刑判決を受けた木嶋佳苗(10月から控訴審)。東電のエリート社員でありながら、渋谷の街で性を売り、1997年に殺害された「東電OL」。どちらもメディアによって扇情的な報道がなされる一方、多くの女性が「これは私だ!」と声をあげる現象が起きました。男とセックスと金を通して、彼女たちは何を得ようとしたのか? 彼女たちへの共感はどこから生まれてくるのか? 東電OLの事件から15年、女たちの事件を語れば見えてくる、日本の社会と女と男の真の姿————。
他にも、角田美代子、上田美由紀、下村早苗、畠山鈴香らの事件を、「援助交際世代の殺人」「ケアと支配」「DV」「女のサバイバルテクニック」「母性神話の崩壊」等々、男性メディアでは決して語られてこなかった切り口で読み解きます。社会学者×カウンセラー×ルポライターが徹底的に語る「毒婦たち」談議を、ぜひライブでご覧ください。
日時 2013年11月12日(火)
19:00~20:30
開場18:30~
料金 1,575円(税込)
会場 青山ブックセンター本店 大教室
定員 110名様
お申し込み方法は「オンライン予約」「店頭受付」の2種類です。
詳しくは弊社WEBサイトをご覧ください。
http://www.aoyamabc.jp/event/dokufu/
【プロフィール】
・上野 千鶴子
1948年、富山県生まれ。社会学者、立命館大学特別招聘教授、東京大学名誉教授。認定NPO法人WAN(ウィメンズアクションネットワーク)理事長。日本における女性学・ジェンダー研究のパイオニア。
著著に、『スカートの下の劇場』(河出文庫)『おひとりさまの老後』(法研)『女ぎらい』(紀伊國屋書店)『〈おんな〉の思想』(集英社インターナショナル)『女たちのサバイバル作戦』(文藝春秋)『ニッポンが変わる、女が変える』など。
・信田 さよ子
1946年、岐阜県生まれ。臨床心理士、原宿カウンセリングセンター所長。アルコール依存症、摂食障害、DV、子どもの虐待などを専門とするほか、母娘問題の第一人者。
著書に、『母が重くてたまらない』(春秋社)『共依存』(朝日文庫)『家族収容所』(河出文庫)『傷つく人、傷つける人』(ホーム社)『コミュニケーション断念のすすめ』(亜紀書房)など。
・北原 みのり
1970年、神奈川県生まれ。コラムニスト、ルポライター、女性のためのセックストーイショップ「ラブピースクラブ」代表。時事問題から普遍的テーマまでをジェンダー視点で考察した連載・寄稿多数。
著書に、『フェミの嫌われ方』(新水社)『オンナ泣き』(晶文社)『アンアンのセックスできれいになれた?』『毒婦。』(ともに朝日出版)『さよなら、韓流』(河出書房新社)など。