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この東大出の男、三十にして童貞である。しかし、東大においては然程めずらしいことでもない。東大卒とは優越感か、童貞とは劣等感かそんなことより結局のところオレは単に恋がしたい。 …30歳になった今も「童貞」である、恋愛にオクテな男が繰り広げるせつない物語。「婚活」が流行語となる現代の独身男女に勇気と希望を与える作品が誕生した!
ベストセラー「もてない男―恋愛論を超えて」「帰ってきたもてない男―女性嫌悪を超えて」の著者であり、評論家・比較文学者としても名高い、小谷野敦の自伝的小説『童貞放浪記』を完全映画化。
主人公の金井淳に、『どんてん生活』『リンダリンダリンダ』など山下敦弘監督作品の常連俳優であり、『イヌゴエ』『それでもボクはやってない』『グーグーだって猫である』をはじめ多くの作品に出演している個性派俳優、山本浩司。30歳の童貞男の純情を、いじらしくもコミカルに表現。ヒロインの北島萌には、本作が初めて本格的な映画出演となる元グラビアアイドルの神楽坂恵。Iカップの見事な肢体を披露している。
脚色に小説家としても活躍する劇団「五反田団」の前田司郎。音楽はクラムボンのミトこと、micromicrophoneが担当。監督は『AKIBA アキバ』や、『真木栗ノ穴』(脚本のみ)などを手掛けてきた俊鋭・小沼雄一。せつない大人の青春を描いた「童貞映画の金字塔」を完成させた。
【ストーリー】
某大学に専任講師として勤める金井淳は、東大出身。実は30歳になる今も「童貞」であった。出張で大学院の後輩の北島萌と久しぶりに再会した淳は、次第に恋心を抱き始め、遂に「童貞」を卒業することを決意する。しかし、萌には海外留学の出発日が迫っていた…。
『童貞放浪記』
2009年8月8日(土)より、ニューマントラストシネマ文化村通りにてロードショー
監督:小沼雄一
脚本:石垣直哉、足立紳 脚色:前田司郎(五反田団)
原作:小谷野敦「童貞放浪記」(幻冬舎文庫)
出演:山本浩司、神楽坂恵、堀部圭亮、古舘寛治、松井周、内田慈、志賀廣太郎、綾田俊樹、木野花
2009年/日本/98分/R-15
配給:アルゴ・ピクチャーズ
※詳細は公式ブログにて