2008-05-19

ラチュウミア聴こっ! 01 Écoutons Latchoumia! このエントリーを含むはてなブックマーク 

はじめましてー。

ひょんなことから、現代音楽寄りの室内楽コンサートの企画運営に首をつっこみ、気がつけばどっぷりつかって、今年はリヨンから、超トンガッタ現代ものばかりやってるアンサンブル・レ・タン・モデルヌのコンサートの受け入れをするはめになり、おまけに、そのメンバーのピアニスト、ウィレム・ラチュウミアのリサイタルまでやることになり…。

これがまたすごい面白いピアニストで。ガキの頃はマジでトイピアノで弾いてて、ピアノはじめたのは中学生の頃、それも現代音楽にはまって、コンセルヴァトワール入ってから音楽史を遡ってクラシックもレパートリィにしていったというような、生まれながらのコンタンポランなピアニスト!
あんまり面白いので、準備日記を書くことしちゃいました。よろしくです。

去年、uplinkで、『アート・オブ・トイピアノ/マーガレット・レン・タンの世界』を見ました。トイピアノにいたるまでの前半で、彼女曰く「現代音楽3大C」のクラム、カウエル、ケージの名前をあげながら、それぞれの作曲家の作品を演奏してました。ケージしか知らなかった凡庸なワタシは、おお!と唸って、すぐにカウエルが演奏しているCDを買って聴いてみたら、カウエルよりレン・タンのほうがずっとよかった。カウエルさんのほうが叙情的というか叙景的というか、レン・タンはもっと突き抜けて音そのものを探求してしているというんでしょうかね。現代は常に更新されていく、そのこと自体、どうよ?という感じもないわけではないのですが、おお!と唸らせられたマーガレット・レン・タンよりも、もっと新しい、次の世代のピアニストの一人がこの、ウィレム・ラチュウミアくんです。

今回、ウィレムは、そのコンタンポランの古典(?)ともいうべき、カウエル、クラムの作品をはじめ、ハーヴェイ、1971年生れの作曲家ジョドロウスキの作品を演奏します。

イベント情報もすぐに書き込みしますが、とりあえず、コンサートの情報はこちらを見てください。

http://quartiersmusicaux.blog77.fc2.com/

動いてピアノ弾いてるウィレムはこんなです。


キーワード:

ウィレム / ラチュウミア / ピアノ


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