目の疲れがひどい時には点眼薬を使用するのも一つの対策です。
薬局には様々な種類の点眼薬が並んでいますが、特に近年は目の疲れ用やドライアイ用などの点眼薬の種類が増えています。
症状がひどくない目の疲れの場合は市販の点眼薬で十分です。
表示をみて自分に合いそうなものを選べばよいですが、衛生面から防腐剤の入っていない使い切りタイプがお勧めです。
目の疲れがひどい時には一度眼科で受診して、症状に合った点眼薬を出してもらうとよいでしょう。
一般的に市販されている点眼薬の方が多くの種類の成分が配合されており、効き目が穏やかです。
眼科で出される点眼薬は成分の種類が少なく、症状に対して即効性があります。
気をつけなければならないのが点眼薬の差し方です。
点眼薬は正しく使用しないと本来の効果が得られないだけでなく、副作用を起こす原因になってしまいます。
まず手を石鹸と流水でよく洗います。
下まぶたを下に引き、容器の先がまつ毛やまぶたに触れないように一滴点眼します。
点眼後、静かに瞼を閉じます。
そのまま1分から5分ほど目をつぶったままの状態を保ちます。
こうすることでより点眼薬の治療効果が高まります。
点眼薬は繰り返し使用するため、取扱いに十分気をつけなければなりません。
点眼薬が原因で起こるトラブルは、使用開始後、自分の手や結膜などの細菌から汚染されることがほとんどです。
他人の点眼薬を使用したり、貸したりすることも厳禁です。
点眼薬は上手に使用すればきっと目の疲れの対策に役立つでしょう。
眼疲労も立派な不調症状ですから、気になる方はぜひ一度眼科医を受診することをお勧めします。
眼科には目をサポートするプロのお医者さんがいらっしゃいますから、自分ではなかなか分からなかったことも見つけてくれたり、ケア方法を教えてくれたりするでしょう。
中々日頃ケアが行き届かない目ですが、疲労を残さず快適な視力生活を送ってください。
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