昨晩は帰宅後入浴してからワイン&パスタだったので、結局寝たのは三時台。
とは言え今日からは心を入れ替えて朝はちゃんと起きることにして、九時前に起床。パソコンに向かいながら、八朔と珈琲。午前中は用足し。
午後、昨年度末から頭を悩ませていた問題も今日何とか解決。本意ではないのだが取り敢えずはこれで今年度は論文執筆に集中する体制を整えることが出来た。
夕方下高井戸シネマへ。観たのは『アース』(原題“Earth”、監督:アラステア・ファザーギル、ナレーション:マーク・リンフィールド、ドイツ・英国、2007年)の字幕版。
とても動物達の美しさとシャチによるクジラの子どもの捕食シーンが印象的だった『ディープ・ブル―』(2003年)と同じ製作陣による作品とのこと。とは言え個人的には『ディープ・ブル―』の方がよかったように思う。
それは多分『アース』において、現在多くの野生動物の種としての存続に赤信号が点る原因となっている地球温暖化をこれ以上進ませないように出来ることをせねば!というメッセージ性があまりにも前面に押し出され過ぎているから。
勿論観に言って損をした!というようなことはないが。
特に印象的だったのは、南極海でザトウ鯨が集団でオキアミを獲るシーン。それ以外でもとりわけザトウ鯨はコレでもかと言う程近くからクリアに獲られていた。南極海へと移動する途中母クジラが疲れた子クジラを労って自分の上に乗るよう下から我が子を支えるシーンや、はぐれぬよう頻繁に水面を叩きながら移動する姿を観て、クジラに人間に等しい、あるいは人間以上の知能と感情の存在を認めて、捕鯨に全面的に反対するホール・ウオッチング愛好者の気持ちが初めて分かったような気がした。
乾期のアフリカで集団で象を襲おうとするライオンの雄叫びは、さすが映画館という感じの大音量と身体がビクビクする程のリアリティで迫って来た。しかしライオンって餓えで追い込まれた場合には大人の象も襲うんですね…。
水を求めての長距離移動の後、お目当ての湿地体に到着した象の群れが、嬉々として河を泳ぐ様子を河底から映したシーン。象って本当に巧く泳ぐんですね…。
上記にURLをコピペしたホームページは一見の価値あり。
終了後笹塚で食料品の買い出しをして帰宅。夜は寝不足のため勉強出来ず…今日は最後にガチョーンって感じ(苦笑)。