2008-04-23

映画「ゲド戦記」! このエントリーを含むはてなブックマーク 

ブログ「だめ日記」から
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物語を編むとき、「魔法」は非常に扱いが難しくて、よほど慎重に扱わないと逃げ道というか、物語の言い訳のようになってしまう。で、映画「ゲド戦記」。ひととおり意見が出尽くしたあたりで、勇気を出して観たら――

● 何を言っているのか分からないというより、何て言ってるのか分からない箇所が多い。
● 少年が「ひぐらしのなく頃に」の顔になってる。
● 悪いやつがほんとうに心底悪そうで、ジブリ作品として観ている身には衝撃的。
● あの、竜と竜が喰いあっている件に関しては…?
● 観終えたあと、体調を崩した。
● 以前TVで、「ゲド戦記の試写会における宮崎駿」を見て震撼したけれど、宮崎駿がどこで臨界点を迎えたのか気になる。
(前に書いた→http://d.hatena.ne.jp/xxborgesxx/20070401)

● 無料配布された「ゲドを読む。」は佐藤可士和や糸井重里や中沢新一や河合隼雄といった錚々たる面子を巻き込んでおり、「原作ゲドはこんなに素晴らしい」と全力で訴えていて、たじたじとなる。
● ゲドの翻訳者・清水真砂子さんのことば、

「この作品を映像化するとしたら、頼めるのはハヤオだけ」とのル=グウィンの伝言をル=グウィン自身にことづけられて、直にジブリに伝えたのは私だった」(「ゲドを読む。」より)

ここを読んで涙が出そうになった。

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mari

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