2006年、香港映画『インファナル・アフェア』シリーズがマーティン・スコセッシにより、『ディパーテッド』というタイトルで、マット・デーモンとレオナルド・ディカプリオ主演でリメイクされ、外国映画リメイク作品としては初のアカデミー賞受賞したのは、記憶にあたらしい。
ハリウッドの限界なのか、いまや、ハリウッドはリメイクブームだ。
今年2月にはジェシカ・アルバの『The Eye』が公開。
これはタイ・香港合作である同タイトルのリメイクだ。
そして2週間ほど前、タイ映画『心霊写真』のリメイク版『Shutter』がリリースされた。
ハリウッド映画といっても、落合正幸監督がメガホンをとり、
奥菜恵が出演していることもあり、日本でもちょっと話題になっている。
2週目の今週は、残念ながら6位に落ちてしまったようだが、1週目は全米興行成績第3位となかなかよい滑り出しだった。その話題性からも、日本で公開されることは必至だ。
そしてタイ映画のハリウッドリメイク、一番の注目作品、ニコラス・ケイジ主演 『Bangkok Dangerous』は、そのポスター、予告編トレーラーがすでにネット上に出回っている。公開日は未定だが、少なくとも今年中には日の目をみるだろう。
これは、私がタイ留学してたときに撮影していた作品で、友達は某ホテルでニコラスを見かけたといっていた。
オリジナルの『レイン』はタイ映画としては日本でも人気のある作品で、タイ映画が注目を浴びるようになったきっかけとなった作品といってもよいだろう。
ハリウッド版はオリジナルと同様、パン兄弟が監督をする。セルフリメイクだ。
昨年、日本でも公開された『レベル・サーティーン』もハリウッドがリメイク権を購入済。ちなみに『レベル・サーティーン』の監督は、このあいだ紹介した『Love of Siam』の監督と同じ。
これだけでも、タイ映画が世界的に評価され始めていることがわかる。
タイ映画・・・
がんばってんじゃん。