2008-04-05

『世紀の光』タイ公開は4月10日 このエントリーを含むはてなブックマーク 

これまたバンコクポストの記事からなのですが。

いよいよアピチャッポン監督の『世紀の光』がタイで上映される運びとなりました。4月10日よりパラゴンシネプレックスにて、1日2回、2週間の限定上映のようです。

今回、日の目を浴びるのは、検閲バージョン。ただし検閲対象となった6ヶ所は、あえてそうであることがわかるように組み込んであるもよう。そして、チケットを買うと、検閲シーンの写真がついてくるとのことで、異例の上映となりそうです。

この上映と同時に、タイ映画財団(Thai Film Foundation)による『タイの検閲の歴史(Hitory of Thai Censorship)』展が同映画館のホールにて開催されます。

監督の本来の製作意図とは全く異なる形となりましたが、この上映がタイ映画と検閲の問題を考える上で最も重要な出来事の一つとなることは間違いなさそうです。

バンコクにいけば、タイ映画史の重要な証人となれます!
(私は残念ながら日本にいるのですが…)

そして、昨今の日本での『靖国』上映問題といい、決して対岸の火事ではないのです。

The long road home
KONG RITHDEE
http://www.bangkokpost.com/040408_Realtime/04Apr2008_real001.php

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tkster

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tkster

“ども。 東南アジアのクリエイティブに興味あります。”