2069 作品のお話。
今回、『2069』作品には色んな想いが詰まっている。
勿論、作品はあくまでフィクションの世界であり、未来を描いた少しファンタジック的な要素も含まれる。
ただ、作品を描くにあたり、現世を見つめる。
今を生きる私たちにとって
深い歴史が築かれている。
そして現世、豊かな時代となりデジタル進化の発達が加速している。
情報もコンンピューター機器があれば大体の世の中が分かる時代となった。
身近な話で言うと、電話もメールも通信機器が沢山あって
本当に便利な世の中となっている。
2000年には初音ミクがオリコンで1位になるほどの優れたもととなる程に。。
あらゆるデジタルの進化には驚く勢いである。
だけど、ライブ感だって素晴らしいものである。
今回はそんな事に着眼し、
豊かであるからこそ、忘れてはならない事はある。
大事にしなくてはならないものもある。
『人間のハート』を近未来を設定に描いてみることになった。
もし、人間にも感情をコントロールするチップが生まれたとしたら・・
とか・・・
最も人間に近いロボットが誕生するようになったら・・
とか・・
人間が創るもの・・・
現世ですら素晴らしいものが沢山溢れている。
だったら最も優秀なロボットが誕生したら
知らずして人間を支配するロボットが誕生する事だってあるのではないか・・とか
あくまで想像。
作品上でのお話ですけどね。
そんな想いからヒューマノイドという設定と人間、ロボットが存在する世界を描いてみた。
ヒューマノイドになった人間の中でエンターテイメントで活動するミュージックアンドロイド(ミューロイド)モノがいて。
ヒューマノイドになりたくないから感情を押し殺して生きる大人の人間がいて。
そんな時代に生まれてきた感情のない少年がいる。
実際には『ミューロイド』が、『無感情である人間達』の心を動かしていくようなお話にもなっている。
2069年といっても本当に近未来のお話。
今の10代、20代の若者がまさに2069年を創り、人生を通る時代でもある。
そういった事も含め、
今回は若者とのセッションを考えてみた。
テーマ
『次世代の未来を創る若者たち』
といっても大胆な事はしていないのだが、
今回、作品を創る上で色んな分野で若者達と一緒に未来を描いてもらっている。
勿論作品上での設定なので、作品を通して想像する世界を前提にではあるが。
----------
(*ミューロイド:ミュージックアンドロイド。エンターテイメントとして創られた人間ロボットのこと)
【ちなみに・・物語上での設定説明】
人間にICチップを埋め込められ人間ロボットになった人間(ヒューマノイド)から
最も優秀なヒューマノイドがミュージックアンドロイドになる。
≪ミューロイド(CLEROS)メンバー≫
・ミサオ : 小笠原健 (ケンケン)
・アム : 井深克彦 (かっち)
・ケイ : 須加留 (ルーカス)
≪ミューロイドの製造会社で働く人間≫
・亮 : 村上幸平(コウヘイ)
・隼人: 久保真一郎(くぼっち)
≪2069年を生きる少年≫
・翔太 : 小川直 (ただし)