箱庭コラァル企画公演『絡繰ル糸、焔ノ影』
御陰様で無事に終演致しました。
ご来場頂きましたお客様。
影で、全力でサポートして下さったスタッフの皆様。
本当に有り難うございます。
およそ1年半ぶりの本公演。
前回の公演では、多数の役者さんに出演して頂きましたが、
その公演の中でわたしは、楽器を弾く人と弾かない人の
音に対する体感の感覚のづれを痛感致しました。
その事も有り、今回は役者は私独りとし、
音の感覚を言葉に乗せていくという事を追求していこうと思いました。
まだまだ至らない点も多々有りましたし、
技術を必要とする楽器演奏とパフォーマンスの融合には
単純に時間的、体力的な限界もかなり感じました。
人の時間は無限ではない事を思い知りました。
当たり前の事ですが、体感として改めて感じたのです。
それでも、やはり私はこの形式で作品を発表していきたい。
今回、作品が形になりこうして皆様の前で発表出来ましたのは、
支えて下さったスタッフの方々のお陰です。
観たい映像を撮る為に、舞台を彩る美しい光の為に
労力を惜しまず協力して下さいました。
わたしは今後も、
音の紡ぎ出す美しい世界を追求して行きたいと思っています。
やりたい事、造り出したいものが多々有り、
それをどのようにして形としていくか、
自分が活動をし続ける為にはどのようにしていけば良いのか、
改めて考えて行こうと思います。
この度は、沢山の方々にご来場頂き、本当に有り難うございました。
又、幻燈の世界でお会い出来ます事をお祈りしています。
山本紗由