あ~、メガネが壊れた。
ぼーーーっとしたまま一週間。
日常生活は困るけど、眼が悪い人ならわかるだろうけど、この時期、クリスマスツリーや飾りはとてもきれいに見えます(笑)。
でも、このままではとても不便なのでやっとメガネを作りに行ってきた。評判の良いメガネ屋と聞いて千葉県の佐倉まで行ってきた。片道一時間半。
そこの社長が面白い人で、食べ物や、過去の仕事なども聞いいてくる。問診表の段階でも食生活を書き込むところがある。検査も今までやったことのない検査が多かった。検査だけで45分ぐらいかかったかな。トータルで3時間ぐらい滞在していた。
肉を食べ過ぎると横の乱視、魚を食べ過ぎると縦の乱視が起こると言う。目のこと以外も診断してくれるんだけど、僕はけっこう集中力があるので目を酷使しているらしい。一日一回15分、ボーッとする時間を持ちなさいと言われた(笑)。
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ちなみに、イチローって視力は0.4なんだって。
今回一番驚いたのはこの話(笑)。
どうして、その視力であの大リーグの球が打てるのか。
日刊スポーツ の記事を引用させてもらうとイチローは「空間察知力」が鋭いらしい。球を見ているのではなくて、球を空間で捉えているらしい。
僕は写真をやっているので、どうしても一点を集中して見るのは避けて通れない行為。でもイチロー方式で写真が撮れたら、もしかしたらいい写真が撮れるんじゃないか。
僕で言えば、ピントを合わせるということは、イチローで言えば球をとらえるということ。
そして、僕はシャッターを寸分狂わず押す。カシャ!
イチローはバットを振る。カキーン!
シャッターを押した瞬間、写真を見なくても「いいのが撮れた!」っていう感触があることがある。ホームランだ。
シャッターを押した瞬間に、被写体が目をつぶってしまったら空振りだ。被写体が動いてしまったら、それも空振り。でも目をつぶった、動いたというのが自分でちゃんと見えていれば、それはボールとなって、もう一回打つことが許される。
なんだか、写真と野球って似てるな。
被写体、背景、前ボケ、後ろボケ、その周囲を全て一瞬で判断する。
そして、ファインダーの四隅を見て撮る(これ、非常に大事なこと)。
この四隅ってまさに野球のストライクゾーンと同じじゃん!
ファインダーの四角はストライクゾーンだったんだ!
あ、じゃ、いいんじゃん、今のままで。
なんか見えた! そうそう、それそれ(もう自己完結の世界)。
うん、俺、ストライクゾーンで被写体を捉えてる。
あ~、なんか気持ちいい(笑)。
(今、凄くいい写真が撮れそうな気持ちに高揚してる)
メガネ屋さんに行ったのに、写真のことで重要なことに気がつかせてもらった。
やっぱりいいメガネ屋さんなのかもしれない。
ありがとうございます。