気がつけば年末になっている。
今年はあまりいい年ではなかった。
停滞期のような気がする。
最近というか、夏以降は卒業論文に向けて文献を漁る日々と単位が足らないので授業を淡々と受ける日々を送っています。
ここ２ヶ月ぐらい、クラブに行っていない。
ライブはいくつか行っているが、夜遊びをしなくなった。
最近、馬鹿の一つ覚えみたいにライブ、美術館、クラブと行っていたが最近そういう毎日に疑問を持つようになった。
意味のある行動をしているか？がある意味ベースとなって日常生活を送っていて上記のような生活に意味を見出せなくなってしまっているのと
日々の日常が忙しいからなのかもしれない。
ずーと、都会で生活していて人々があちこちにいる環境が嫌になった。
誰もいないところで、何もないところで一人になれる環境にいたいと考えている。
論文のテーマが「暴力について」でベンヤミン、ソレル、エンゲルス、アルチュセールの文献を漁っているが
思想家と位置づけられるだけあって主張、分析している内容がかなり鋭い刃物のような言語で切りかかってきてそのことが
とても楽しい。彼らは今の自分にはないプラトーから世界を見てその恣意を言語という手段を用いてアウトプットした本を読むことが
今までにない新鮮さがある。
とてつもなく深い思考にどこまで自分がその世界に潜り彼らと同じプラトーにたどり着けるのかがカギとなっていくのではないか。
最終面接を受けた企業に落ちてまた振り出しに戻ったがまた歩きださねばならない。
目的地は果てしなく遠い。
