横浜のそごう美術館へ、「ビュッフェとアナベルー愛と美の奇跡展」を見に行ってきました。
わたしが初めて本物のビュッフェの絵を見たのは、大原美術館(倉敷)の「アナベル」でした。
こんな人が本当にいるんだろうか?と思いながら見たことを覚えています。
その後、本当にビュッフェの絵そのもののアナベルさんの写真を見て驚いたのです。
今回の展覧会でも、絵はもちろん素晴らしかったのですが、ベルナールとアナベルの写真がとてもステキでした。
19歳で画壇に認められたベルナールですが、彼の作品はずっと暗い色調でした。それが、アナベルと出会ってから、ガラッと明るい色調に変わっています。彼の人生がそれだけ明るくなったということなのでしょうね。
アナベルはフランスのオートクチュールのモデルだった方です。
様々な扮装をしたアナベルの絵をベルナールは沢山描いています。
こんなに素晴らしいモデルに出会えたベルナールは幸せな画家だったんですね。
ベルナールが亡くなって10年経ちました。絶筆となった絵が展示されていたのですが、最後は病気で思うように絵が描けなくなっていたはずのに、どうしてこんなに力強い絵を?と思うような絵でした。
この展覧会は8月31日(月)まで開催されています。詳しくはHPをご覧ください。
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/09/0729_buffet/