2009-07-27

青春はセピア色 このエントリーを含むはてなブックマーク 

『青春はモヤモヤするほど、ドキドキする。
今くすぶっているすべての人々へ。心熱くする青春映画、誕生』
このキャッチフレーズと予告をみて観たいと直観的に思った作品
みうらじゅんの自伝的な青春小説『色即ぜねれいしょん』の映画化されると
いうことで、念願かなって鑑賞してきました

ヤンキーにも優等生にもなれない文科系男子の純は
唯一ロックだけが彼の心のよりどころ
このままでええんやろうか?と悩みつつ日々過ごしている
そんなある夏の日友達に誘われて旅に出ることに
彼らの行き先は隠岐の島のユースホステル
そしてこの夏 出会い、恋、別れを経験していく
しかし夏休みが明けてもさほど自分に変化を感じない純は
勢いから文化祭にソロで出場することに。。。

70年代に生きる少年の甘酸っぱくてほろ苦い青春をセピア色で
描いたセンスある青春賛歌に仕上がっている
勿論設定は70年代だけど その時代を経験していなくても十分楽しめるし
笑いにギャップは無いので心配無用で、かなり笑わせてもらいました
そして観た後に心があったまるそんな素敵な作品でした

観てる人に必ずどこか 「自分これ」というシーンがあるのではないかと思う作品で
私の場合は純が投稿したハガキのコメントを深夜ラジオのDJが読み上げて
そのコメントに喜んでベッドにダイブして騒ぐシーン
そういうえば中・高生の頃は深夜ラジオ聴いたり はがき出して読まれないかと
ドキドキして聴いてたのを思い出しました

キャスティングもかなり豪華でそうそうたるメンバーが出演していることにも注目
したい
銀杏BOYZの峯田和伸さんにくるりの岸田繁さんがかなりいい味出してましたね
久々映画登場の堀ちえみさんもママさんの役に、リリー・フランキーさんは相変わらず
の個性でいい味出してました
そのほか大杉漣さん、宮藤官九郎さん、木村祐一さんも出演してて
実に贅沢なキャスティングでした

この夏もやもやするほどドキドキする青春を味わいたい全ての方に観てほしい作品です

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まんとひひ

ゲストブロガー

まんとひひ

“日々映画に癒され、生かされてます。”