ブログ「だめ日記」から
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ロシアがらみの毒殺事件、コンビニ、ジンバブエ、キャリアJ-PHONEなどなど、どうしても目が離せないテーマをいくつか抱えていて、マクドナルドもそのうちのひとつだ。
きっかけは99年秋の、「TOKION MAGAZINE」マクドナルド特集。たまの「BRUTUS」さながらの、そのものズバリ特集で、藤田田（当時 代表取締役社長）のインタビューなんかも載ってる。「マクドナルド4コマまんが」という冊子も付いていて、小田島等やら白根ゆたんぽやら常盤響やらヒロ杉山やら総勢29人のクリエイターがマックをテーマに4コマまんがを描いている。すごいよこの作り込み！というわけで当時すごく感動した。今みてもスゴイ。
その後マックは、59円バーガーなど低価格路線の不調（00年頃から）や、100円メニューによる業績不振（05年頃まで）など低迷期を迎え、今度はえびフィレオ270円、イタリアンチキンサンド270円といった高価格路線へとかじをきることとなる。「マック高級化」と報じられたのが、06年の2月だ。
で、「QUARTER POUNDER」。朝マックとかサイドメニューの安くて美味い化とか、コストパフォーマンスも含めて“買いたいコーヒー1位”（オリコン顧客満足度調査 /08年1月）とかさわやかCMとかいろいろあるけど、うえーカッコイイ！が出たのはマック史上でも稀なんではないかと思う。
情報統制、「表参道に謎のハンバーガーショップが出現！」という「R25」の記事広告、おしゃれ袋！期間限定ショップは表参道のマック跡に出来てたってのに、当初ほんとに海外からの新しいハンバガシリーズだと思ってた。北島康介選手の写真を撮影したのは、アラーキーだ。単なる「高級化路線」でないこういうイメージ戦略は、ぜったい吉と出るだろうと思う。うー何か羨ましい。
とひとりで盛り上がったものの、値段がちょっとなあ。ずっしり重くて、美味しいと言えば言えなくもないけど。
