このあいだ放映されたテレビで、あれだけ見てると、なぜショップガールオーディションなんかやってるのか、唐突すぎるような気がしたので補足・・・・。
一応ボクは「ショップガール」という括りでカワイコちゃん集めて、モー娘とかの、所謂アイドルグループをショップで作ろうとしているのではないんです。
「ショップ」というものの構成要素は、主に「商品」「店員」「客」「お金」・・・・とするならば、「店員」という観点から、もっと深く掘り下げることができないかと思って考えたのが、この「ショップガール」というコンセプトです。
「ショップガール」は、モッズ文化華やりし頃の1960年代の英・ロンドンに実際に実在した伝説のショップ「BIBA」に由来しています。
当時のBIBAのショップガール達は、お店の販売員だけに留まらず、ファッションショーのモデルやフォトグラファー、雑誌の編集者やデザイナーなど、外の世界へ出て活躍していったのです。
このBIBAのショップガールをモチーフに、現代風にアレンジしてみようと考えたのが、元々の6%DOKIDOKIの「ショップガール」の発想です。
・・・・・話は変わって、ボクは小さい頃からお寺や仏閣、そして仏像が大好きでした。
初めて一人で旅行したのは、確か小学校の頃、仏像を見るために行った京都旅行だったくらいです。
堂々とした大きな建造物をくぐると、待っていたのは鬼の形相をした金剛力士や阿羅漢達・・・。
そのスケールの大きいスペクタクル感に、子供ながらにズガーン!ってやられっぱなしでした。
きっと昔の人だって、威風堂々とした構えのお堂をくぐって、ヌッと闇の中から現れる仏像たちを見て、その厳格な雰囲気と共に粛々と自分自身を見つめ直したに違いありません。
人間の煩悩の名がついているその阿羅漢達を見ながら、自分を戒めたに違いありません・・・・。
現代社会に必要なのはそのズガーン!っていう衝撃(を持って考えさせるきっかけ)じゃないかなって思うんです。
ショップを「お寺」に置き換えると、ショップガールは阿羅漢とか金剛力士。
お客さんたちは、ショップ(お堂)の入り口をくぐるとショップガール(金剛力士)に出会います。
お客さんはそれぞれ、カワイイなとか、自分もああいう風になりたいなとか、ショップガールを通してきっといろんな事を感じたり考えたりすると思います。
そこに一つの仕掛として「ショップガール」というものを考えています。
単純に憧れの存在として見るのも良し。
ショップに華を添えている存在としてみるのも良し。
いや、単純にスゲーっなんじゃこりゃ!って思うのも良し。
外での彼女達の活躍を見るのも良し・・・。
元々は皆さんと変わらないお客さんだった彼女たちが、今度はショップガールとして発信していく「6%DOKIDOKI」を、生で感じて、いろんな事思ってもらえたら嬉しいと思っています。
・・・・イメージと違って、「お城」と「妖精」で例えなくてスイマセン。