スティーブ・ライヒ&武満徹特集
東京オペラシティの同時代音楽フェスティバル「コンポージアム2008」が5月下旬に開かれた。毎回たった一人の作曲家が審査をつとめるユニークさと、受賞者のその後の活躍などにより世界的に知られる作曲コンクール「武満徹作曲賞」がメインの企画である。10回目となる今回はスティーヴ・ライヒが審査員。これまで作曲コンクールの審査依頼はすべて断ってきたというライヒが、同作曲賞の趣旨に賛同し、初めてコンクールの審査員を務めた。今回はこのトピックに関連し、現代音楽の中からライヒと武満の世界を聴いていただこう。
第一部
「スティーヴ・ライヒ/ミニマルミュージック」
1. 六重奏曲 より第5楽章 (1985)
2. 大アンサンブルのための音楽 (1978)
3. ディファレント・トレインズ よりアメリカ/ビフォー・ザ・ウォー (1988)
4. 八重奏曲 (1979)
第二部
「武満徹/系図」
1. 系図(ファミリー・トゥリー)-若い人たちのための音楽詩- (1992)
2. ノヴェンバー・ステップス (1967)
3. さくら
4. 翼 (1982)
5. 死んだ男の残したものは (1965)
6. Mi・Yo・Ta (1950年代/1996)
ということで、今回からぎゅぎゅーっっと深いところへ潜っていってます。有名どころのトラックをあまり持ってこないところに、今回の【平野芳博】選曲者の気概が伺えるのではないかな、と。
そしてもちろん、今回から登場のパワーアンプ、【McIntosh MC2155】の音も楽しみなところです。
もう普通のBarではあり得ないくらいの音響Setになってる気がしますがww
どうぞ皆さん遊びにいらっしゃってくださーい。
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