2018-02-15

オスカーノミネート 日本人女性アニメーション監督を応援するクラウドファンディング中、三鷹の森アニメフェス、コンテンツ関連情報のお知らせ このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。
そして今回は伊藤裕美個人としても配信します。

日本人女性のアニメーション監督が初めてオスカーにノミネートされたという朗報を聞いてから20日、桑畑かほる(Ru)さんとマックス・ポーターさんのオスカー授賞を応援するクラウドファンディングを仲間と共に伊藤個人として開始しました。
募集は3月2日まで。どうぞ、応援してください!
オスカーノミネート「Negative Space」の桑畑&ポーター両監督を応援!わたしも授賞式へ連れて行って!!>> 
https://motion-gallery.net/projects/Oscar_RuandMax

ここからはオフィスHよりお知らせです。

(1)三鷹の森アニメフェスタ2018、3月3日開催
(2)『はちみつ色のユン』原作者・監督ユング・エナン氏来日東京イベント採録、日本アニメーション学会機関誌「アニメーション研究」19巻1号掲載
(3)ロンドン大学の三原龍太郎さんの論文、Japan Forumから出版
(4)星素子さん、パリの日本ヴィジュアルポエジィ パリ展に出品
(5)「チェコ・コミックの100年~歴史の中のコミック・コミックの中の歴史」展、2月28日まで

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(1)三鷹の森アニメフェスタ2018、3月3日開催

オスカーに輝く宮崎駿監督のお膝元、三鷹市で「三鷹の森アニメフェスタ2018」が3月3日(土)に開催されます。
【第一部】10:20~12:00頃 「星と月とアニメーション」
【第二部】14:20~18:00頃 「この世界の片隅に」特別上映とコトリンゴ トークショー&ミニライブ

「星と月とアニメーション」の部で、ゾヤ・トロフィモヴァさんの『ちいさな星の王子さま』(フランスFolimage製作)が上映されます。
古川タクさんの『美しい星』(1972年)、片渕須直さんの『この星の上に』(1998年)、加藤隆さんの『よだかの星』(2013年)、しょーたさんの『おひさま』(2015年)が、ピクサーの『月と少年』、そしてニック・パークさんのデビュー作『チーズ・ホリデー』と共に上映されます。

詳しくは公式サイト>> http://www.ghibli-museum.jp/news/012833/
第一部「星と月とアニメーション」の紹介>> http://www.ghibli-museum.jp/news/note/012834/

翌日、3月4日(日)には「インディーズアニメフェスタ」も開催。
地元の小学生が制作したアニメーション上映もあるそうです。
詳しくは公式サイト>> http://www2.m-sohot.com/iafesta/profile.html

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(2)『はちみつ色のユン』原作者・監督ユング・エナン氏来日東京イベント採録、日本アニメーション学会 機関誌「アニメーション研究」19巻1号掲載

2016年10月に来日した、ハイブリッドアニメーション映画&バンド・デシネ『はちみつ色のユン』の監督&作者Jung(ユング・エナン)さんとおこなった学際イベントの採録が、日本アニメーション学会 JSAS機関誌「アニメーション研究」19巻1号に掲載されました。

小出正志さん(東京造形大学教授、日本アニメーション学会会長、元文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員)、平田由紀江さん(日本女子大学人間社会学部現代社会学科准教授)、清水知子さん(筑波大学人文社会系准教授、日本アニメーション学会機関誌編集委員)、廣松勲さん(法政大学国際文化学部専任講師)、髙栁俊男さん(法政大学国際文化学部教授)、金利真さん(一橋大学大学院言語社会研究科修士課程)、林志津江さん(法政大学国際文化学部教授)、そして鵜野孝紀さん(日本語版「はちみつ色のユン」翻訳者)登壇していただきました。
アニメーション、バンド・デシネ、言語、社会、歴史の研究者・専門家が揃ったのは、『はちみつ色のユン』の作品の力とJungさんの人間的な魅力ですね。楽しい1日でした!

Jungさんと東京で過ごした数日がよみがえります>> https://www.facebook.com/hachimitsui.tomodachi/

採録にご尽力くださった清水知子さん、そして機関誌部会のみなさん、どうもありがとうございます。
Jungさんにも機関誌を差し上げます。日本語が読めないのが残念ですが。

機関誌をご希望の方はJSASへお尋ねください>> http://www.jsas.net/

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(3)ロンドン大学の三原龍太郎さんの論文、Japan Forumから出版

ロンドン大学 東洋アフリカ研究学院(通称ソアス、SOAS)で日本のアニメーションの世界展開を研究されている三原龍太郎さんからお知らせが届いていました。

日本のアニメ産業に関する研究論文が英語圏における日本研究ジャーナルであるJapan Forumから出版される予定です。
また今月末(1月31日)には、SOASのJapan Research Centreで日本のアニメビジネスのアジア展開に関する講演を行う予定です(下記リンク参照)。
Is Anime Really Popular in the World? An Alternative Way to Approach Anime’s Globalisation from the Case of a Trans-Asian Anime Business Project
https://www.soas.ac.uk/jrc/events/seminar-and-events/31jan2018-is-anime-really-popular-in-the-world-an-alternative-way-to-approach--animes-globalisation-.html

日本のアニメーションの現状を外国の人たちへ英語できっちりと発信する人が増えて良いですね。
三原さん、これからもがんばってください!

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(4)星素子さん、パリの日本ヴィジュアルポエジィ パリ展に出品

言葉アーティストの星素子さんがパリの日本ヴィジュアルポエジィ パリ展/POE'SIE VISUELLE JAPONAISE / PARIS(2018年1月20日~1月31日)に3度目の出品をされました>> https://www.facebook.com/events/183198815599327/
お知らせが間に合いませんでしたが、星さんが継続してパリで紹介されていること、うれしいですね。

星素子さんからのお便りです・・・

今回、星素子が出品するのは自身が開発し10年以上国内外でワークショップ/展示を展開している言葉アート素ことば(循環する詩型の4漢字の視覚詩/コンセプチュアルアート)です。
本展に向けて、さらに探求・試行錯誤し、より直感的にビジュアルでイメージできる「写真」をもちいた新作となります。日本語の漢字であることに意味があり、キャプションには辞書的ヒント(英語)を添えていますので、感覚(直観)→ 気づき(知の愉楽・エスプリ)と鑑賞者の感受性等により(段階的に深めながら)多様な想いを巡らせてお楽しみいただけます。

◎テーマは日常のワンダー。愛犬散歩からの気づきや思想、
愛するものを漢字の視覚詩と写真で表したOSANPOシリーズです。
写真は、暮らしている東京の小さな街で感じた風景を作家の視点できりとっています。 

◎メッセージ:愛するパリの人たちへ。作品のなかの“そぞろ歩き”をお楽しみください。星素子
Bonjour a` tous a` Paris. C'est un e'le'ment d'e'toile(Motoko HOSHI 星素子).
S'il vous plai^t profiter de ma promenade autour du travail - E'tonnant de poe'sie visuelle.

◎昨年秋には、リスボンの「オリエント美術館」で展示ワークショップを行いました。
https://ameblo.jp/sunfacemotoko/entry-12318960035.html
漢字の視覚詩MOTOKOTOBA、ご好評いただきました。

◎2018年1月、東京・目黒駅前の再開発エリア(愛宕山)にて、星素子初となる恒久設置のパブリックアート(ステンレス製の言葉アート素ことば)がお目見えします。
機会がございましたらご覧(漢字を感じて)くださいませ。
このエリアにはアート作品が点在し界隈の生活者やインバウンドの方たちにもお楽しみいただけるかと存じます。5年ごしの仕事でした)

“決めつけない”日本語の新しい有り様、アート表現を皆さまでお楽しみいただけるよう発信してまいります。

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(5)「チェコ・コミックの100年~歴史の中のコミック・コミックの中の歴史」展、2月28日まで

チェコセンターで開催中の展覧会です。
「チェコ・コミックの100年~歴史の中のコミック・コミックの中の歴史」展(1/29~2/28、チェコセンター展示室)
会期:1月29日~2月28日
会場:チェコセンター東京展示室(東京・広尾 チェコ共和国大使館内)

今年2018年は、チェコスロバキア建国から100年です。これを記念し、チェコセンターでチェコ・コミックの100年をテーマにした展示を開催いたします。
建国100周年に際し、当時の出版物やコミックスを通じて、これまでのチェコ・コミックの歴史を振り返りながら、重要な歴史上の出来事をどのようにチェコ・コミックが捉えてきたのかを紹介します。
初日の1月29日(月)には、本展の監修を務めたパヴェル・コジーネク氏とトマーシュ・プロクーペック氏による講演会と、展覧会オープニングを行います。
2月16日(金)には、映画「ジェシーを狙うのは誰だ(Kdo chce zabít Jessii?)」上映会があります。

詳しくは公式サイト>> 
http://tokyo.czechcentres.cz/program/more/vstava-komiks-v-djinch-x-djiny-v-komiksu-u-pleitos/

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HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp
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伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


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