ブログ「だめ日記」から
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〈東京の夏〉音楽祭オープニングが3日、無事終了した。エグベルト・ジスモンチのサウンドをオケがばっちりキメていて、ほんとうにかっこいい。
ジスモンチは、オケのみの曲では体を揺らしながら裏のモニターに集中する。そうして自分でリズムをとって、演奏とばっちり合うや「great！」と頷く。自分の演奏が終わって裏に入るときには、日本ではいつもご指名という調律師の方に、まずひとこと「ぴったり合ってた。ありがとう」と言いに行くのも印象的だ。
ジスモンチはピアノでもギターでも超絶技巧を披露。そんな演奏にオケが乗ると、すべての曲が一気に開いていって感動を呼ぶ。オケとの演奏にがんがんアドリブ入れてくるジスモンチ…さすがです。
指揮の沼尻竜典さんは軽快さを身にまとった方で、東フィルの方や舞台監督さんとさばさばお話をしている。団員やスタッフをリラックスさせて→演奏に入っても、はちきれんばかりの緊張感というよりは、余裕を分けてくれる→そうして皆がぴったり付いていく――うーんモテます確実に。
紀尾井ホールはステージマネージャーさんの人柄のおかげかアットホームで、オケも某放送局も入ったせいかいつも人がいて皆きびきびしていて、私も熱気にまかれてもうもうとなる。紀尾井ホールの音響は素晴らしく良いそうで。私も大好きなホールのひとつになりました。裏方はまだまだ続きます。
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