gigacoさんの日記
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2013
7月
26
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『トゥ・ザ・ワンダー』クロスレビュー:テレンス・マリックが描き上げる、抒情詩的映画
映像の美しさが全てを語っている。美しい世界の断片を一か所に寄せ集めたような映像美は抒情詩的と言える。特に光と陰影の描写の美しさは圧巻で、リアルであるがゆえの登場人物たちのもどかしい気持ちの動きを、その映像美で作品として包括している。 2つの舞台である、パリ・モンサンミシェルが表す有機的な縦方向のグリッドと、オクラホマの片田舎、バードルズビルの極めて平面的な横方向のグリッドが非常に対比的で...
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