DORORO123さんの日記
-
2012
8月
30
-
『最強のふたり』クロスレビュー:邦題のほうがいい。
再生の映画である。 家でも車でも画でも、ぽん、と自由に買える脊髄損傷のフランス人の大金持ちが、アフリカ移民の、自分の身の回りの世話をする、昔でいうところの召使に、「それでも生きなきゃ」と背中を押されて、もういちど生きてみるという話だ。 生きられるのは、体があるうち。 体を持っている間をふつう「生きている」という。 では大きく体を損なった脊髄損傷の人は? 彼らは、残された部分と、...
- 1-1/1