山中英寛さんの日記
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2011
10月
27
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『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』クロスレビュー:革命を信じた羨ましい男の物語
私は、見沢知廉とほぼ同世代だ。だから、東大紛争も、三島由紀夫の切腹事件も、よど号事件も、三里塚闘争も、見沢と同じような視点から見ていた。そして感じたのは、あそこまで何かを信じられるものがあることが、とても羨ましかった。思想や革命が信じられるほど、私はハナから純粋ではなく、人も社会も信じてなかったからだ。 この作品では、信じていたものがあった男が駆け抜けた人生が綴られている。それは、革命家や思...
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